千葉で30坪の平屋を建てる|快適に暮らす間取りのポイント
平屋の家を建てる場合、暮らしやすいとされている広さは「20坪~30坪」と言われています。
2階建て住宅と同じスペースを確保する場合少し大きめな土地が必要となるため、2階建てに比べて「割高感」を感じてしまう方もいらっしゃるでしょう。
しかし住宅は価格だけで判断できるものではなく、自分たちが理想とする暮らし方や働き方に合うスタイルを追求することが重要です。
千葉の自然を活かしつつシンプルで過ごしやすい平屋を建てることで、どの年代でも安心して暮らせる住まいを手に入れることが可能です。
施工事例を見ていただきながら、平屋の魅力や30坪の間取りのアイデアを解説させていただきます。
Contents
住む人を選ばない!平屋の魅力
【施工事例:三協アルミ エクステリア建材】ワンダーエクステリアデザインコンテスト/入賞作品集/2019年入賞作品集】
平屋とは、ワンフロア設計で建てられる住まいのことです。
昔から愛されている住宅スタイルですが、現在は2階建て住宅の方が多いのが現状です。
しかし近年では、子育て世代など若いご夫婦にも人気の高い住まいとして注目されています。
ここでは平屋だからこそ感じられる!魅力と特徴をご紹介します。
段差がないことで「誰もが暮らしやすい空間に」
ワンフロア設計でつくられている平屋の住まい。
ケガの要因になりやすい、また身体への負担につながる段差を減らすことも可能です。
そして段差のない安全性の高い住まいづくりが、小さなお子様のいる「子育て世代」の方にも支持されているのです。
例えばキッチンなどで家事をしていると、ちょっとした瞬間にお子様から目を離してしまうことも珍しくはありません。
段差などを減らし周りを見渡せる間取りを取り入れることで、安心・安全な子育て空間にすることができます。
また住まいは、将来に渡り長く家族が集う空間です。
そのため建てた時には何も感じなかった段差も、年々負担になることが考えられます。
10年、20年、30年と、暮らし方に合わせた動きができることは、平屋の大きな魅力のひとつです。
家族の距離が近くなる「コミュニケーションハウス」
平屋では家族みんなが同じフロアで生活を送るため、「どこにいても気配の感じられる」家づくりをすることができます。
あえて近づかなくても家族間のコミュニケーションが取りやすくなります。
毎日の負担を軽くする「効率的な家事動線を取り入れやすい」
平屋ではワンフロアで生活の全てが完結するため、特に家事が楽に済ませられる環境も人気の高いポイントのひとつです。
例えばお洗濯を干す場合でも、重くなった洗濯物を2階に上げるという移動がなくなるため「身体にかかる負担」を軽減することできます。
またワンフロアで移動できることから、「掃除機など掃除道具の移動がしやすく、パッと掃除して片づけしやすい」などのメリットも。
家事動線を間取りに取り入れることで、より暮らしやすい平屋を演出してくれます。
このように平屋でしか叶えられないたくさんの魅力が詰まっています。
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平屋の30坪はどのくらいの広さなの?
国土交通省から発表されている「住生活基本計画における居住面積水準」では、家族3人の最適な住宅面積は100㎡(約30坪)とされています。
では実際に暮らしやすいとされている平屋の30坪とは、どのくらいの広さなのでしょうか。
ちょっとイメージしてみましょう。
ゆったりと過ごせる空間をつくるなら
30坪は平方メートルに換算すると約100㎡。
畳で表現すると「1坪は約2枚」位の広さとなりますので、約60枚の空間となります。
30坪の平屋を建てる場合、「3~4人家族で3LDK~4LDKの間取り」が一般的でしょう。
そして同じ広さを確保したとしても、そこで集う家族構成によってゆったりと過ごせる広さは変わってきます。
例えば、
○ ご夫婦だけの平屋であれば、23坪程度。
○ ご夫婦とお子様おひとりの3人家族であれば、30坪程度。
○ ご夫婦とお子様お二人の4人家族であれば、34坪程度
で余裕のあるスペースが確保できます。
アイデアと工夫で広がる可能性
上でご紹介した目安も、国が快適な住宅建築をするために推奨している数値に過ぎません。
実際に平屋を建てる場合、住宅に取り入れる工夫やアイデアによって「使い勝手」や「快適性」も大きく変化します。
○ 適切な収納スペースをつくることで、空間をムダにしない。
○ ムダな動きをしなくて済むような家事動線や生活動線を取り入れる。
など、家づくりに取り入れる工夫やアイデアは様々です。
家族のライフスタイルに合わせた住まいづくりをめざしましょう。
平屋の30坪|間取りポイントを施工事例から学ぶ
実際にクレアカーサでお手伝いさせていただいた施工事例から、平屋生活をシミュレーションしてみましょう。
太陽光発電と薪ストーブのある四季を通じて快適な平屋の家<延床面積:31.56坪>
「火が身近にある生活を子どもたちに教えたかった」というS様もこだわりがつまった薪ストーブ。
冬のだんらんやインテリアとしても大活躍しています。
ちょっとした間接照明やシーリングライトなど、温かみのある平屋空間をより演出してくれています。
洗面室の家事スペースやリビングそばにある畳コーナー、家事動線やお子様を見守る動線など、平屋の良さを最大限に活かす住まいづくりが取り入れられています。
また可動棚を多めに付けた洗面室はウッドデッキへとつながっており、洗濯から干す・たたむ・しまう、が流れるようにできます。
子育て世帯でもゆったりと過ごせる平屋に仕上がっています。
こちらのお住まいをもっと見たい方はこちら>>「太陽光発電と薪ストーブのある四季を通じて快適な平屋の家」
趣味の自転車を愉しむ土間空間とロフトのある平屋<延床面積:35.19坪>
ウチとソトをつなぐ土間スペースはご主人様のお部屋に直結し、趣味の自転車をメンテナンスしたりディスプレイするなど使い勝手にも優れています。
平屋という家全体の広さを活かし、太陽光発電システムを設置。
室内の快適性を高めるために床下冷暖房システムを搭載し、エコロジーな暮らしを実現されています。
平屋の良さを最大限に活用した勾配天井で梁の見えるリビングに。
家族の雰囲気を感じながら過ごせるロフトからも光を取り入れることで、開放感のある空間に仕上がっています。
勝手口からパントリー、そしてキッチンへと続くお買い物帰りの動線、またダイニングにある書斎など、生活動線の良さが際立つお住まいです。
こちらのお住まいをもっと見たい方はこちら>>「趣味の自転車を愉しむ土間空間とロフトのある平屋」
スキップフロアに書斎のあるナチュラルリビングの平屋<延床面積:35.57坪>
平屋の良さの一つ、高さのある天井をアレンジしているお住まいです。
板張りプラス化粧梁にすることで、どこか懐かしさを感じる開放的な空間に仕上がっています。
6枚羽のシーリングファンや両面時計はオーナーのこだわりの一つ。
また床下冷暖房が設置されているため、どの部屋にいても温度差がなく快適性に優れています。
リビングを見渡せる中二階にはテレワークなどにも活用できる「書斎」を設けました。
フロアが分かれていることで作業に集中できる上、家族の様子も感じられるので子育てしながら在宅ワークも夢ではありません。
リビングのそばにある和室は家族でゴロッと寝転んだり、また来客時にはおもてなしができる空間として大活躍します。
新しい生活様式&新たな働き方など、ライフスタイルの変化にも対応できる住まいになっています。
こちらのお住まいをもっと見たい方はこちら>>「スキップフロアに書斎のあるナチュラルリビングの平屋」
薪ストーブのある平屋スタイルのアメリカンハウス<延床面積:40.58坪>
広いウッドデッキとガルバリウム×塗り壁×板張りで仕上げられた外観はトータルバランスに優れ、美しいフォルムが目を引くお住まいです。
リビングに沿って配置されているウッドデッキは、新たな動線としても大活躍!
その他にもサーフィン帰りに床を濡らさずお風呂場へ直行できる動線、お買い物からパントリーへの買い物動線など、生活シーンを細やかに描きながらつくられています。
リビングには大きな窓が設置されており、外の自然もお部屋のひとつのように感じさせてくれています。
そして家の中心には薪ストーブを。家族で火を囲んで過ごす時間はかけがえのないものだとおっしゃいます。
優れた生活動線や子育てしやすい間取りに加え、プライバシー面もしっかり対策されたお住まいになっています。
こちらのお住まいをもっと見たい方はこちら>>「薪ストーブのある平屋スタイルのアメリカンハウス」
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○ 新しい家づくりを検討中の方におすすめ「雑誌「Cal」にオーナーのT様が掲載されました」
○ ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2020ダブル受賞
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■ まとめ:一生に1度の大きな買い物だからこそ
家づくりは人生の中でも、大きな分岐点のひとつです。
大きな金額も発生し、「今、建てるべきなのか?」と躊躇している方も少なくないでしょう。
後悔しない家づくりのためには、「建てる目的」が大きく影響します。
家を建てることが最終目的ではなく、「その住まいでどう過ごし、どう暮らし続けていくのか」が大切です。
特に「初めての家づくり」の場合は、家づくりに対する疑問や不安も多いものです。
そんな時は家づくりや千葉の特性を知り尽くしたプロに、自分たちの思いを声にして伝えてみましょう。
声にすることで思いは形になり、計画も進んでいくのです。
クレアカーサでは、お客様の小さな声も形にするお手伝いをしています。
「こんな暮らしに憧れている」「こんな形がいいかなあ」など、大まかなイメージでも大丈夫です。
お客様との何気ない会話からご要望を見つけ出し、アドバイスやご提案をさせていただいておりますので、ぜひお気軽にお声がけください。
クレアカーサであなたの夢を叶えてみませんか
私たちクレアカーサ(株式会社日立プロパティアンドサービス)は、千葉県茂原市にある建築会社です。一級建築士をはじめ、インテリアコーディネーター、施工管理技士などのプロの有資格者がタッグを組み、たったひとつのあなたの我が家を完成させていくのがクレアカーサの家づくりです。
お客様の個性やライフスタイルに合わせて、プランニングすること。そしてお客様の笑顔のお手伝いをすること。一邸一邸大切に住宅を提供すること。これが当社の家づくりの基本です。あなたの想いをぜひ私たちに聞かせてください。あなたの気持ちに寄り添いながら、夢を現実にするお手伝いをしています。
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クレアカーサ(CREACASA)は、イタリア語で”家 ・ 家族を創り出す”
という意味を示しています。
あなたの想いを私たちに伝えてみませんか。
株式会社日立プロパティアンドサービス クレアカーサ ショールーム&モデルハウス
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■フリーダイヤル 0120-35-3436
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監修者情報 クレアカーサコラム編集部
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家づくりに役立つ情報をお届けしています。
・免許情報
・資格情報
・執筆出演
・受賞歴など
住宅業界の専門性について
免許登録
- 建築士事務所登録番号 千葉県知事登録 第1-1907-7917号 公益社団法人 千葉県建築士事務所協会
建設業許可番号 国土交通大臣 許可(特5)第29052号 国土交通省
宅建業免許証番号 国土交通大臣(15)第810号 国土交通省
資格情報
- 一級建築士、二級建築士、一級建築施工管理技士、二級建築施工管理技士、
宅地建物取引主任者、インテリアコーディネーター、2級ファイナンシャル・プランニング技能士他
受賞歴
- ・ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー 優秀賞を2シリーズでダブル受賞
・三協アルミ ワンダーエクステリアデザインコンテスト2019 ブロンズデザイン賞
・ZEHビルダー評価制度で最高ランクの6つ星を取得 等
- 建築士事務所登録番号 千葉県知事登録 第1-1907-7917号 公益社団法人 千葉県建築士事務所協会