カーポートは新築時?後付け?どっちがいい|千葉の快適な一戸建て
自家用車のためのカーポートを建てるべきか否か・・・。
新しい家づくりの中でも、お悩みに上がるひとつです。
建てる時に一緒に作ってしまった方がいいのか。
それともしばらく住んでから、必要に応じて作ればいいのかなど様々な考えが頭をよぎります。
住宅を建てる敷地には限りがあり、カーポートは最初からプランに取り込むことで「こんなはずじゃなかった」という後悔を防ぐことができます。
今回は千葉で快適な一戸建てにするために、「カーポート問題」にクローズアップしてみましょう。
せっかくなら雨や風から大切な車を守ってくれる「カーポート」を作りたい!
防犯のためにも、カーポートを取り入れたい!
そんな希望を叶える情報を集めました。
ぜひあなたの家づくりに、お役立てください。
Contents
千葉県の車所有率は?
通勤は移動先の駐車場の確保の難しさなどから、電車やバスなどの公共交通機関を利用している方も多いのではないでしょうか。
しかし都市部以外の場所では、通勤や日常生活で車を活用されているケースが多いのが実情です。
では実際に千葉県ではどのくらいの車が保有されているのか調べてみました。
千葉県の車保有台数は?
出典:千葉県警察
千葉県警察で公表されている資料では、
○ 人口は、619万7,218人(全国第6位)※1:平成26年10月1日現在
○ 自動車保有台数は、358万8,210台(全国第7位)※2:平成26年12月末現在
○ 運転免許保有者数は、398万7,308人(全国第6位)※平成26年12月末現在
となっています。
※1:人口は平成26年10月1日現在の総務省統計局資料による。
※2:自動車、軽自動車以上の台数であり、国土交通省統計資料による。
他の首都圏と比較すると千葉県は車の保有率も高く、全国平均ともほとんど差がありません。
豊かな自然や家族で楽しめるお出かけスポットが多い、などの要素も「移動が簡単にできる車の普及」につながっているのかもしれません。
生活に密着するものだからこそ、家づくりの中に「車を保管する方法」もしっかりと検討しておきたいものです。
カーポートのメリットは何?
出典:LIXIL
「カーポート」とよく耳にしますが、同じように自動車が保管できる「ガレージ」とはどのように違うのでしょうか。
その違いから説明していきましょう。
カーポートは、「柱」と「屋根」のみで構成されている駐車施設です。
屋根や柱のない駐車場の場合は、オープンスペース(青空駐車場)などと表現されています。
またガレージは屋根の付いた駐車スペースですが、カーポートとの大きな違いは「壁とシャッター(扉)で四方を囲まれている」ことです。
○ カーポートより、雨や風から車を守ることができる。
○ 車が直接見えないため防犯性も高い。
などの特徴を持っています。
※ガレージハウスの魅力は、「千葉で安心・安全・快適なガレージハウスを建てよう」でご紹介しています。
カーポートのメリットは?
屋根付き駐車場「カーポート」では、下の様なメリットを感じることができます。
○ 雨天などを気にせずに、車の乗り降りができる。
○ 直射日光を避けることができるので、夏の車内温度が上昇するのを防ぐ。
○ 車の品質保持にも役立つ。
○ 鳥の糞などの自然被害を防ぐことができる。
など、暮らしやすさや快適性を高める効果が期待できます。
新築時にプランニングすることで、動線も使いやすくなる
<専用ページ>家と庭、同時にプランニング「ウチ + ソト + ニワ Total Design」
暮らして落ち着いてからでもいいかな・・・と考えられている方もいらっしゃいますが、新築時に取り入れることで「動きやすい動線」を取り入れることも可能です。
住宅の間取りと同じく、駐車場はあればいいというものではありません。
カーポートを設置する際には、住宅との位置関係や配置をよく検討することが重要です。
○ 家から車まで移動がしやすいか。
○ カーポートが付くことにより、日当たりや風の入り方に影響が出ないか。
○ 車の出し入れがしやすい位置に設置できているのか。
など、カーポートの位置や広さによっても環境や使い勝手が変わってきます。
新築時、カーポートを一緒に計画することで暮らしやすさが格段にアップします。
カーポート付きの一戸建てで気をつけること
カーポートの配置、動線以外でも気をつけておきたいポイントがあります。
それは「駐車スペースの必要数」と「敷地とカーポートの関係性」です。
駐車スペースの必要数
出典:LIXIL
カーポートの広さは家族構成やライフスタイルによって違ってきます。
将来もふまえて「何台のスペースが必要なのか」を検討することが必要です。
また所有する車の種類によっても必要となるスペースが違います。
例えば軽自動車の場合、全長3.4m、全幅1.48m位が一般的なサイズになります。
一方家族みんなが乗れるワンボックスカーの場合、全長4.5m、全幅1.68mとなるため、カーポート自体も大きめなものが必要となります。
「子どもたちが成長したら」「年を重ねたら」など、広い視野を持ちながら検討しましょう。
敷地とのカーポートの関係性
屋根と柱のみで構成されるカーポートですが、「建築物」には変わりがありません。
そのため住宅を建てる上で重要となる、「建ぺい率」に含まれることになります。
建ぺい率とは、敷地面積に対する「建築面積(建物を真上から見たときの面積)の割合」を指し、土地面積に対する建築面積(建物の水平投影面積)の割合の上限を(%)表しています。
建てる時のプランに入れず「後でカーポートを建てよう」と思っても、建ぺい率がオーバーしてしまった場合、建てられない可能性もあるのです。
しかしカーポートは「建ぺい率の緩和条件」があり、条件によっては建ぺい率に加えなくて良い場合もあるのです。
例えば、
○ 天井の高さ2.1m以上
○ 外壁がない部分が連続して4m以上
○ 柱の感覚が2m以上
○ 1階建てであること
などをクリアすることにより緩和条件を受けることもできます。
※自治体によって条件が違うことがありますので、必ず事前に確認しましょう。
後悔しない住宅建築のためには、「どのような希望があるのか」「今後どうしていきたいのか」など、家づくりのパートナーである住宅会社にきちんと伝えて進めていくことが大切です。
しっかりと希望を伝えることで、対応できる工夫やアイデアを提案してもらうことができます。
信頼できるパートナーを選ぶこと。
希望やこだわりをしっかりと話し合って、決めていくことが重要です。
カーポート&ガレージ 暮らしやすいお住まいを紹介
クレアカーサでお手伝いさせていただいたお客様の中でも、オリジナリティのあるカーポート&ガレージを備えたお住まいがたくさんあります。
あなたの家づくりの参考にしてみてください。
ダウンリビングに集うモダンスタイルの家
<カーポート系のお住まい>
クールブラウンのガルバリウムを使った外観がシックな印象を与えるY様邸。
通りに面した玄関側の窓を極力少なく設計し、洗練されたシンプルモダンスタイルになっています。
エクステリアは駐車場と門まわりを水平ラインで連続構成。オープンスペースとして様々なことに活用できるよう工夫されています。
カーポートも家のデザイン性を高めるアイテムのひとつとして活かされています。
こちらのお住まいをもっと見たい方はこちら>>「ダウンリビングに集うモダンスタイルの家」
ダウンリビングを愉しむ 白い塗り壁のガレージハウス
<ガレージ系のお住まい>
ウチとソトを繋ぎBBQなどを愉しめる木目調のタイル敷きテラス。
雨に濡れずに玄関にアクセスできるガレージなど、快適に過ごせる工夫がいっぱい詰め込まれています。
ガレージタイプのため、台風や強風からも大切な愛車をしっかりと守ってくれます。
こちらのお住まいをもっと見たい方はこちら>>「ダウンリビングを愉しむ 白い塗り壁のガレージハウス」
凛とした美しさが魅力のデザイン住宅
<カーポート系のお住まい>
ガルバリウム鋼板に門型の木板仕上げの外壁をアクセントにした、異なる素材が美しい調和を生み出すⅠ様邸。
快適性を高める工夫がいろいろ施されており、室内は2階にバスルームと洗濯室を設置しベランダへ繋がる「洗濯動線」。
屋外はガレージとファミリー玄関を直結し、お買い物した荷物をすぐにしまえる「車動線」など、家事効率に優れたお住まいに仕上がっています。
こちらのお住まいをもっと見たい方はこちら>>「凛とした美しさが魅力のデザイン住宅」
ライフタイルにあったものを選びましょう
今回は車を所有している人であれば避けては通れない駐車場問題に注目しました。
カーポートにはカーポートの、ガレージにはガレージの持つ良さや魅力が備わっています。
繰り返しになりますが、カーポートなどの駐車場スペースは、家のプランニング段階から取り入れること。
使い勝手や家全体のビジュアルが大きく変わってきます。
新しい住まいにカーポートをつけようか迷っている。
ガレージとカーポート、どっちがいいか迷っている、などのお悩みは、ぜひクレアカーサのスタッフに相談してみてください。
今まで培ってきた知識やノウハウは、きっとあなたの家づくりに役立てていただけることでしょう。
クレアカーサでは、お客様の小さな声も形にするお手伝いをしています。
「こんな暮らしに憧れている」「こんな形がいいかなあ」など、大まかなイメージでも大丈夫です。
お客様との何気ない会話からご要望を見つけ出し、アドバイスやご提案をさせていただいておりますので、ぜひお気軽にお声がけください。
クレアカーサであなたの夢を叶えてみませんか
私たちクレアカーサ(株式会社日立プロパティアンドサービス)は、千葉県茂原市にある建築会社です。一級建築士をはじめ、インテリアコーディネーター、施工管理技士などのプロの有資格者がタッグを組み、たったひとつのあなたの我が家を完成させていくのがクレアカーサの家づくりです。
お客様の個性やライフスタイルに合わせて、プランニングすること。そしてお客様の笑顔のお手伝いをすること。一邸一邸大切に住宅を提供すること。これが当社の家づくりの基本です。あなたの想いをぜひ私たちに聞かせてください。あなたの気持ちに寄り添いながら、夢を現実にするお手伝いをしています。
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クレアカーサ(CREACASA)は、イタリア語で”家 ・ 家族を創り出す”
という意味を示しています。
あなたの想いを私たちに伝えてみませんか。
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監修者情報 クレアカーサコラム編集部
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家づくりに役立つ情報をお届けしています。
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住宅業界の専門性について
免許登録
- 建築士事務所登録番号 千葉県知事登録 第1-1907-7917号 公益社団法人 千葉県建築士事務所協会
建設業許可番号 国土交通大臣 許可(特5)第29052号 国土交通省
宅建業免許証番号 国土交通大臣(15)第810号 国土交通省
資格情報
- 一級建築士、二級建築士、一級建築施工管理技士、二級建築施工管理技士、
宅地建物取引主任者、インテリアコーディネーター、2級ファイナンシャル・プランニング技能士他
受賞歴
- ・ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー 優秀賞を2シリーズでダブル受賞
・三協アルミ ワンダーエクステリアデザインコンテスト2019 ブロンズデザイン賞
・ZEHビルダー評価制度で最高ランクの6つ星を取得 等
- 建築士事務所登録番号 千葉県知事登録 第1-1907-7917号 公益社団法人 千葉県建築士事務所協会