フロア全体が見渡せて、子育てもしやすい。

段差のない生活フロアが、年代を問わず暮らしやすい。

など、たくさんの魅力がつまった平屋での生活。

多くの人が憧れつつも、実現するのはハードルが高いと感じている人も多いのではないでしょうか。

「二階建てよりも居住スペースが少なくなるのでは？」

「広い土地がなければ快適な動線は難しい？」

と、ためらう方もいらっしゃるかもしれません。

平屋でもきっちりと居住スペースを確保し、暮らしやすく快適な間取りや動線を描くことはじゅうぶん可能です。

今回は「快適な平屋の家づくり」の中でも、「収納」にクローズアップしてみましょう。

収納というスペースの良し悪しは、快適な生活を左右するといっても過言ではありません。

収納の活かし方から、平屋の良さをもっと知っていきましょう。

毎日が快適に楽になる　平屋住宅

以前は「一生懸命働いたご夫婦が、ゆっくりのんびり平屋での第二の人生を過ごす」という印象も強かった平屋のイメージも変化し、若い人や子育て世代の方々にも需要の多い家として選ばれています。

ここでは平屋の良さを簡単にご紹介します。

フラットな移動で快適性をプラス

二階建てなどの住宅では、上下の生活動線や家事動線を取り入れざるを得ないのが現状です。

平屋の場合、全てのフロアがフラットに配置されているため、どの年代の方でも動きやすい家づくりが可能です。

身体に負担を感じにくい環境づくりは、長く暮らす家づくりには大切な項目のひとつです。

コミュニケーションが取りやすいから、家族も笑顔に

フラットな平屋住宅では、間取りの配置により広い視野を保つことが可能です。

目の離せない小さなお子様のいるご家庭でも、安心して生活できます。

家族との距離が近くなることで、コミュニケーションも取りやすくなり、家族で過ごす時間がより一層豊かになります。

災害に対して安心できる家づくりが可能

日本は四季折々の情緒があり過ごしやすい国ですが、自然災害の多い国でもあります。

特に近年は大きな災害も多く、長く集う空間だからこそ、安心・安全に暮らせる家づくりに注目が高まっています。

千葉県の中でも海の近くに家を建てる場合は、強風などに対しての備えが大切です。

平屋は二階建てに比べ、建物の高さが低いという点で風の影響を受けにくいとされています。

また構造がシンプルなゆえ、家全体の重量も軽くなる傾向にあります。

重量が重いほど、地震が発生した時の揺れも大きくなります。

建物の地震の影響を受けにくい面も、大きなメリットと言えるでしょう。

このように平屋住宅には、二階建てなどの住宅では実現できない家づくりが期待できます。

快適な平屋を建てるためには、限りある空間をどう活かしていくのかがとても大切です。

事前に収納計画を取り入れることで、平屋の快適性はグンとアップします。

快適性をアップさせるポイント　それが収納力

以前のコラム「千葉に住みたい人必見　新築一戸建てを建てる時に気をつけたいこと」でも解説したように、快適な空間を作るためには、収納スペースも大切なポイントです。

実際に必要とする収納スペースの広さも、「収納率 ＝ 収納スペース面積 ÷ 総床面積 × 100」で計算することも可能です。

一般的な一戸建ての収納率は約12～13％と言われており、15％もあればかなり広いと言えるでしょう。

フラットフロアである平屋での収納力を上げるポイントを、ご紹介します。

住宅には必ずある「デッドスペース」を有効活用する

住宅を建てる際、必ず発生するデッドスペース。

本来利用しづらいスペースでも、その用途を明確にすることで無駄なく活用することが可能です。

現在の住まい環境で何が不便で将来どんな暮らし方をしたいか、じっくり考えてみましょう。

家は建てる前から収納計画を取り入れることが重要です。

家事の途中にさっと活用できる収納や、家族全員で活用できる収納など、使う用途を明確にすることで片付けもサポートしてくれます。

さらに収納というスペース単体で考えるだけではなく、そこに動線を加えることで効率もアップします。

快適な家づくりをめざすポイントは、広い視野で家全体をプランニングすることが必要なのです。

デザインを活かす収納をご紹介

平屋の最大の魅力は、無駄のないコンパクトな間取りで暮らせることです。

先ほど述べた家事の途中にさっと活用できる収納など言っても、どのような収納スペースを作るべきなのか迷ってしまうこともあるかも知れません。

ここでは平屋の生活をサポートしてくれる収納を、ご紹介します。

キッチンにあると重宝する　パントリー収納

キッチンは使用する小物やストックしている食材など、思ったより収納力が必要なスペースです。

週末にまとめ買いした食材をしっかりとしまえる専用空間があると、とても助かります。

ここで活躍するのが、キッチンパントリー収納です。

レトルト商品や缶詰、飲料水などをまとめて収納しておくことで、賞味期限をチェックすることも簡単です。

無駄をなくし、動きやすいキッチンを作ることで、家計にも優しいキッチンになります。

＜キーポイント＞

収納力の面を考えると、広く、奥行きも深く作りたくなってしまいます。

しかしパントリー収納は、あまり奥行きを持たせないのもポイントのひとつです。

奥行きが深すぎると奥にある商品が見えづらくなり、うっかり使い忘れてしまうなどの見逃しも多くなります。

ある程度の奥行きで収納を計画することをおすすめします。

カップなど見せる収納にもできる　キッチンカウンター収納

上の写真のようにキッチンの反対面に収納を持たせることで、ダイニングからも取り出しやすくなります。

散らかりやすいダイニングやリビングをサポートできる収納として、大活躍します。

＜キーポイント＞

収納ではないですが、対面側をうまく活用する方法にカウンターなどの方法もあります。

いろいろなアイデアを取り入れることで、空間の活用方法法も変化します。

勾配天井の高さを活かす　収納アレンジ

現在平屋で人気なのは、空間に広がりを持たせることができる「勾配天井」です。

天井高を活かした大きな本棚や家族で使える収納を配置するなど、アイデアで使い方はどんどん広がります。

＜キーポイント＞

天井の高さを活かし、梁を見せてデザイン性を高める。

上にできた空間をロフトの収納スペースとして活用するなど、様々なアイデアを取り入れられます。

お客様のこだわり収納を紹介

クレアカーサでお手伝いさせていただいたお客様の中でも、快適な工夫を取り入れた平屋住宅が多くあります。あなたの家づくりの参考にしてみてください。

ペットと暮らすスキップフロアのある平屋

玄関前からリビングの前へと続く白いウッドデッキが特長的なA様邸。

広い土間スペースはハスキー犬のために配置しました。

ダイニングの窓辺にある造作ベンチのすぐ脇にはハリネズミのためのスペースもあり、大切なペットと快適に暮らすための工夫がいっぱいです。

シューズクローク付きの玄関付近にはスキップフロアがあり、スタディスペースとしてその下を活用した大収納空間となっています。

また造作ベンチそばのニッチにはコンセントを付けて奥行きを持たせ、タブレット充電などテレワークにも使えるスペースとして大活躍します。

このお住まいをもっと見たい方はこちら＞＞「ペットと暮らすスキップフロアのある平屋」

房総の自然に溶け込む美しい別荘

薪ストーブのゆらぐ炎など、心を豊かにする工夫いっぱいのＮ様邸。

和のテイストをところどころに取り入れられ、落ち着いた空間を演出しています。

平屋の魅力である勾配天井を最大限に活かし、天井から光が差し込む位置にロフトを設置しました。

テレワークや趣味の空間、収納スペースとしての活用など、あらゆる部分で平屋生活をサポートしてくれます。

造作洗面台は自分たちの使い勝手に合わせて収納部分をつくることができ、水まわりをセンスアップしてくれます。

このお住まいをもっと見たい方はこちら＞＞「房総の自然に溶け込む美しい別荘」

このように必要に応じて造作家具を設置することで、間取りを圧迫する家具を減らすことができます。

間取りに一工夫を加えることで、住宅の可能性は無限大に広がります。

クレアカーサであなたの夢を叶えてみませんか

私たちクレアカーサ（株式会社日立プロパティアンドサービス）は、千葉県茂原市にある建築会社です。一級建築士をはじめ、インテリアコーディネーター、施工管理技士などのプロの有資格者がタッグを組み、たったひとつのあなたの我が家を完成させていくのがクレアカーサの家づくりです。

お客様の個性やライフスタイルに合わせて、プランニングすること。そしてお客様の笑顔のお手伝いをすること。一邸一邸大切に住宅を提供すること。これが当社の家づくりの基本です。あなたの想いをぜひ私たちに聞かせてください。あなたの気持ちに寄り添いながら、夢を現実にするお手伝いをしています。

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クレアカーサ（CREACASA）は、イタリア語で”家 ・ 家族を創り出す”

という意味を示しています。

あなたの想いを私たちに伝えてみませんか。

株式会社日立プロパティアンドサービス　 クレアカーサ ショールーム＆モデルハウス

■住所　〒 297-0037 千葉県茂原市早野2648-1

■フリーダイヤル　0120-35-3436

■営業時間　10：00～18：00　 ■定休日　毎週火・水曜日

■施工対応エリア　千葉県全域 　※詳しくはお問い合わせください

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監修者情報 クレアカーサコラム編集部

家づくりに役立つ情報をお届けしています。 ・免許情報 ・資格情報 ・執筆出演 ・受賞歴など

住宅業界の専門性について

免許登録

• 建築士事務所登録番号 千葉県知事登録　第1-1907-7917号　公益社団法人 千葉県建築士事務所協会
  建設業許可番号 国土交通大臣　許可(特5)第29052号 国土交通省
  宅建業免許証番号 国土交通大臣(15)第810号 国土交通省

資格情報

• 一級建築士、二級建築士、一級建築施工管理技士、二級建築施工管理技士、
  宅地建物取引主任者、インテリアコーディネーター、２級ファイナンシャル・プランニング技能士他

受賞歴

• ・ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー　優秀賞を２シリーズでダブル受賞
  ・三協アルミ　ワンダーエクステリアデザインコンテスト2019　ブロンズデザイン賞
  ・ZEHビルダー評価制度で最高ランクの６つ星を取得　等