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2022年08月06日

インナーバルコニーのおしゃれ外観&間取り図を紹介

インナーバルコニーのおしゃれ外観&間取り図を紹介

マイホームの外観や住み心地に意外と大きく影響するバルコニー。

最近はデザイン性や使い勝手に優れたインナーバルコニーのお住まいを見かけることも増えてきました。

また洗濯物を干すだけでなく、ガーデニングやくつろぎなどのライフスタイルが広がるのもインナーバルコニーの特徴です。

今回はインナーバルコニーを採用したおしゃれな施工事例を見ながら、メリットや注意すべきデメリットを詳しく解説します。

 

コラムのポイント

  • ● インナーバルコニーのメリット・デメリット両面把握しておきましょう。
  • ● おしゃれなインナーバルコニーの外観事例をデザイン別にご紹介します。

 

インナーバルコニーとはどんな間取り?

インナーバルコニーのある二階建て外観

 

建物の内側に引っ込んだ形のバルコニーのことを、インナーバルコニーと呼びます。

一般的なバルコニー形状

一般的なバルコニーは上の写真のように、2階の外壁や屋根から飛び出すような形をしています。

対してインナーバルコニーは建物のラインにスッキリ収まるため、外観デザインにこだわりたい方にピッタリ♪

また建物の内側に収まるため実用面のメリットもあり、利用シーンが広がるのもインナーバルコニーの魅力です。

注意すべきデメリットもありますが、事前に把握していれば対策が可能なので、ぜひ選択肢の一つとして検討してみてください。

 

インナーバルコニーのおしゃれ外観&間取り図

さっそくおしゃれなインナーバルコニーの施工事例をチェックしていきましょう。

外観デザインだけでなく、間取り図で動線や使い勝手にも注目してみてください。

 

事例① シンプル×インナーバルコニー

シンプルなインナーバルコニー外観

セミオーダー×ZEH シンプルスタイリッシュな家の間取り図

DATA
延床面積: 112.62m² (34.06坪)
敷地面積: 210.85m² (63.78坪)

 

黒い外壁に木のアクセントがシックな印象のS様邸。アメリカンフェンスを使ったエントランスとのバランスで、シャープでありながらあたたかみを感じる外観に仕上がりました。

 

 

事例② ナチュラルモダン×インナーバルコニー

ナチュラルモダンのインナーバルコニー外観

 

ひろびろウッドデッキのあるナチュラルモダンの白い家_間取り図(動線).jpg

DATA
延床面積: 125.86m² (38.07坪)
敷地面積: 378.12m² (114.38坪)

 

白い砂浜を連想させるようなアプローチへと続く、ステップのある広いウッドデッキが印象的なW様邸。プライバシーを守りつつ景色をつくりだすウッドフェンスと共に、家と庭が一体となり開放的で爽やかなデザインに仕上がっています。

 

 

事例③ 西海岸×インナーバルコニー

西海岸風のインナーバルコニー外観

トレーニングルームのあるサーファーズハウスの間取り図

DATA
延床面積: 101.84m² (30.80坪)
敷地面積: 459.21m² (138.91坪)

 

カバードポーチのあるグリーンの外観+ホワイトフェンスが目をひくF様邸。ヤシの木が揺れる庭は美しく整えられ、海帰りにポーチで一息つけば心地よい風を感じる・・・そんなお住まいです。

 

西海岸テイストの家具もおしゃれなリビング

「家は細かな部分までこだわったので、気に入らないところがないんです」とおっしゃるF様邸は、2階にリビングがあるスタイルでロケーションも抜群。窓は必要最低限に、でも風と光が通るような間取りになっています。

 

 

事例④ アーリーアメリカン×インナーバルコニー

アーリーアメリカンのインナーバルコニー外観

赤毛のアンが住んでいるようなアメリカンスタイルの家_間取り図

DATA
延床面積: 129.18m² (39.07坪)
敷地面積: 283.68m² (85.81坪)

 

重なり合う板のディティールが美しいアイボリーのラップサイディングに、窓枠や屋根のグリーンがアクセントのM様邸。まるで物語の世界から出てきたような、温かみのあるデザインです。

 

 

事例⑤ フレンチ×インナーバルコニー

北フランス風のインナーバルコニー外観

家事も楽しくなる大人かわいい北フランスの家の間取り図

DATA
延床面積: 108.89m² (32.93坪)
敷地面積: 392.9m² (118.85坪)

 

白を基調にした“北フランス”を思わせるデザインのH様邸。かわいらしさの中にアイアンのブラックを取り入れ、甘すぎない仕上がりにしています。

 

 

 

インナーバルコニーのメリット

ブラック外壁のインナーバルコニー外観

 

後付け屋根が不要

インナーバルコニーは後付けの屋根を付ける必要がないため、デザイン・耐久性のメリットがあります。

アルミとポリカーボネートの後付け屋根は建物とは違う素材のため、どうしても浮いたイメージが出やすいです。

インナーバルコニーの屋根は建物の一部なので一体感があり、後付け感がなくスッキリ仕上げることができます。

また後付け屋根の、大雪でつぶれたり台風でパネルが飛ばされたりといった心配がないのもメリット。

 

洗濯物が飛ばされにくい

建物から飛び出すバルコニーと比べて、左右に壁があるインナーバルコニーは風の影響を受けにくいのもインナーバルコニーの意外なメリットです。

洗濯物を干して出かけた日に風が強くなると心配ですが、インナーバルコニーは飛ばされるリスクが少ないです。

一般的なバルコニーも後付けで囲いをつくることはできますが、インナーバルコニーの方がスッキリ仕上がります。

 

プライバシー性が高い

プライバシー性の高いインナーバルコニー

壁に囲まれたインナーバルコニーは、プライバシー性が高い点も大きなメリットと言えるでしょう。

洗濯物を干すだけでなく、野菜やお花を育てたりチェアを置いてくつろいだり、一般的なバルコニーとは違う楽しみ方も広がります。

ヨガやストレッチなど、外の空気を感じながらアクティビティを愉しむスペースにも良いですね♪

 

部屋の一部として使いやすい

インナーバルコニーは部屋の一部として活用したり、広く見せたりしやすいのも特徴です。

前述したようにプライバシー性が高いので、カーテンを開けてお部屋の続きのように広く見せることができます。

気持ち良い気候の時期は窓を開けて、室内と外部の中間的なアウトドアリビングとして活用するのもおすすめ。

 

 

お子様やペットの遊び場にも向いている

お部屋の延長になりプライバシー性も高いインナーバルコニーは、飛び出しの心配が無いのでお子様やペットの遊び場にもピッタリ。

お庭だと飛び出しによる事故や連れ去りなどが心配ですが、壁に囲まれたインナーバルコニーなら問題ありません。

お部屋の中から見守りやすいので、家事と子育ての両立ができるのも魅力的です。

 

インナーバルコニーのデメリット

 

部屋が暗くなりやすい

インナーバルコニーに隣接する部屋は奥まったレイアウトになるため、自然光が届きにくくなるケースがあります。

普通のバルコニーに出入りする掃き出し窓と比べると採光性が低いため、お部屋全体で明るさを考えないと暗くなってしまうことも。

窓のサイズや方角でお部屋の明るさは変わりますので、しっかり採光性も確保してあげましょう。

 

延床面積に含まれる

建物の屋根の内側につくるインナーバルコニーは、原則として室内と同じように延床面積に含まれます。

一般的な屋根のないバルコニーは、奥行き2メートル未満などの条件を満たせば延べ床面積に算入されません。

しかしインナーバルコニーは延床面積の一部になるため、土地の広さや容積率によっては居住スペースを圧迫してしまうケースも考えられます。

またインナーバルコニーは普通の室内と同じ扱いになるため、固定資産税の評価が高くなる可能性もあります。

 

建築費用が高くなる傾向がある

インナーバルコニーは一般的なバルコニーより材料や工事費が増える傾向があり、建築費用は少し高くなる可能性があります。

ただし前述したように後付け屋根が不要になるので、トータルで考えれば費用の差は小さくなります。

初期費用が少し高くなる可能性があるということを把握し、長期スパンでコストメリットを考えてみましょう。

 

まとめ

マイホームのおしゃれな外観デザインやライフスタイルの広がりに寄与するインナーバルコニー。

メリット・デメリット両面ありますが、対策も可能なのでぜひ選択肢の一つとして検討してみてください。

クレアカーサはお施主様の好みやライフスタイルに合わせ、自由なデザインと暮らしやすさにこだわった家づくりをご提案いたします。

デザイン・間取りを体感できるモデルハウスもございますので、ぜひお気軽にご活用ください。

 

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