一軒家の一般的な間取りにアイデアを!|人気の間取り30・35・40坪の事例を紹介
憧れだった一軒家のマイホーム。
「こんな間取りの一軒家に住みたいね」「一軒家ではこんな暮らしがしたいね」など、いろいろな希望や思いが浮かびます。
自分たちの希望を間取りに取り入れるには、「実用性や機能性」に加え、家族構成やライフスタイルの変化にも対応できる「将来への見通し」が必要です。
自分たちの建てる一軒家の間取りを考える際には、どんな部分から考えればいいの?
どんな部分に注意したらいいのだろう?
など、間取りにアイデアを取り入れるコツやポイントをご紹介します。
これからの家づくりにぜひお役立てください。
コラムのポイント
- ● 家づくりの難しさは、頭や心の中にある思いを「形にする」ことです。後悔しない一軒家にするためには、人気の間取りの「良い部分を取り入れる」こともひとつの方法です。
- ● 30・35・40坪の人気の間取り事例をご紹介します。自分たちの暮らし方に照らし合わせて、これからの住まいに対するシミュレーションをしてみましょう。
Contents
一軒家の間取りを考える「押さえておきたいポイント」とは
一軒家での暮らしで叶えたい願いは人それそれです。
しかしどんな家に住み、どんな間取りで生活するのかにより、日常の生活への負担のみならず家族内の人間関係やお子様の成長にも変化をあたえます。
そのため一軒家での間取りは、慎重に考えていきたいものです。
人気のお住まいの特徴は、
- ① 家族構成やライフスタイルを考えた「間取り」
- ② どのような暮らし方をしたいのかで決める「家の形」
- ③ 家を建てる目的に合わせた「スペースの確保」
- ④ それぞれの空間を無駄なく繋ぎストレスを軽減する「動線」
上のような、押さえておきたいポイントを「しっかりと捉えている」ことです。
① 家族構成やライフスタイルを考えた「間取り」
「子どもたちが小さいうちから住環境を整えておきたい!」そんな親心から、「30代・40代」での住宅購入が高い傾向にあります。
一軒家を購入した時には小さかったお子様も成長するなど、時の流れにより家族構成やライフスタイルは変化し続けます。
しかし家族構成やライフスタイルの変化ごとに一軒家を建て替えることは、現実的には無理があるでしょう。
将来にわたりその住まいでどのように家族構成が変化し、生活していくのかを考え、ライフスタイルの変化に対応しやすい間取りを考えておくことが大切です。
② どのような暮らし方をしたいのかで決める「家の形」
一軒家の住まいでは、「平屋」「部分2階建て」「総2階建て」「二世帯住宅」などいろいろなスタイルがあります。
そこに集う家族構成によっても違いますが、一軒家で「どんな暮らしがしたいのか」により選ぶ家の形は異なります。
例えば、
○ 老後でも不安なく暮らし続けられる一軒家が欲しい → フルフラットな環境がつくれる「平屋」の住まい
○ 3人いる子どもたちに、最適な広さの個室を作ってあげたい → 居住スペースの確保しやすい「総2階建て」
○ プライバシーを確保しつつ、ご両親と暮らしたい → 完全分離の「二世帯住宅」
など、建てる一軒家の形により必要となる土地の広さも変わります。
このように一軒家を建てる目標や目的を明確にすることで、家づくりの方向性が明確になります。
③ 家を建てる目的に合わせた「スペースの確保」
リビングやキッチン、玄関、トイレ、浴室など、家には様々なスペースがあります。
生活を営む上で必要となるスペースの他にも、
- ○ 趣味を楽しめる個室
- ○ 家族や気の合う友人とくつろぐウッドデッキ
- ○ 自宅でも安心して作業ができるワーキングスペース
など一軒家で欲しいと思う空間は人それぞれです。
住まいで使える広さには限りがあります。
細かい間取りを考える前に、自分たちの建てる一軒家にはどんなスペースが必要なのかを書きだしてみましょう。
部屋のパーツや必要な広さなどを書き出すことによって、見落としや迷いも少なくなり、間取りがとても作りやすくなります。
④ それぞれの空間を無駄なく繋ぎストレスを軽減する「動線」
実際に暮らす環境にするためには、③で書きだした部屋のパーツをひとつのまとまりにすることになります。
快適で暮らしやすい間取りにするためには、個々のパーツを無駄なく繋ぐ「動線」がとても大切です。
- ○ 家事に特化した動線
- ○ 家族がコミュニケーションの取りやすい動線
- ○ 子どもたちが生活しやすい・動きやすい動線
など、自分たちの暮らしに必要なアイデアを取り入れてみましょう。
間取りと一緒に動線にこだわることで、移動距離も少なくなり、身体に対する負担も軽減してくれます。
住宅のプロのアドバイス「家族でたくさん話し合いましょう
新しい住まいでは、いろいろな希望が浮かび、間取りに対する要望も大きくなりがちです。
しかし取り入れられるものには限りがあり、要望を取り入れすぎると予算内に収めることも難しくなります。
間取りを決める際は事前に家族で話し合い、「優先すべきこと」を決めておきましょう。
「コレは必ず必要!」「ここだけはゆずれない」など、優先度の高いものから間取りに取り入れていくことが、成功への近道です。
▶参考コラム>>回遊動線のある家の間取り事例|メリット・デメリット
<目的別>一軒家の人気の間取り事例を紹介
一軒家の人気の間取りには様々なパターンがあり、必ずしもすべてが自分たちの暮らしに合うとは言いきれません。
ここではこれから建てる一軒家での暮らし方がシミュレーションしやすいよう、「目的別」に人気の間取り事例をご紹介していきましょう。
子どもたちの成長を促す・実感できる間取りアイデア
家族で過ごす時間は、子どもたちにとって社会の中で必要なコミュニケーションを学ぶ第一段階です。
何気ない会話をしたり、楽しいことを共有したり、これから外で起こりうることを家庭内で学んでいきます。
子どもから大人まで、誰でも使える「スタディスペース」
こちらのお住まいでは、リビングの一角に家族が使えるスタディスペースが設置されています。
大人から見るとリビングなんて雑音が多くて集中できないのでは、と思いがちですがそうではありません。
人の雰囲気を感じることで、家族がいるという緊張感と安心感がお子様にとってプラスに働くのです。
スタディースペースの近くには、お子様用の通園バッグ等をしまう収納エリアも設けてあります。
家族の真ん中で学び、遊び、そしてひとりで片づけるところまで全て動線で繋がっています。
「自然にお手伝い」そこで生まれる自立心を大切に育てる間取りアイデア
家のお手伝い=大切な学びの時間です。
お皿やコップを運ぶ、物をあった場所にしまうなど、家庭内の間取りアイデアで必要なスキルを自然に学ぶことができます。
家族との距離が近くなる「オープンキッチン」
広い庭を囲むようL字型にデザインしたこちらのお住まいでは、ウッドデッキや庭で遊ぶお子様たちを見守るなど、自然に親子のコミュニケーションを深められる工夫がいっぱいです。
オープンキッチンを採用することでダイニングやリビングとの隔たりがなくなり、自然と家事と触れ合える環境が整います。
「お手伝いをする」というより、「お母さんと一緒に過ごす時間がお手伝いになっている」環境づくりがおすすめです。
家事負担をとことん軽減する間取りアイデア
近年は共働きのご家庭も多く、「家事にかかる時間や負担を少しでも軽減したい」のが正直な気持ちでしょう。
そんな家事の負担をサポートしてくれるアイデアを上手に取り入れられるのも、新築住宅ならではの魅力です。
一箇所で全てが完結する「ランドリールーム+ファミリークローゼット」
ランドリースペースとは、「洗濯に関する家事を完結できる空間」です。
しっかりと収納力を持たせる+お洗濯を一箇所で済ませられる環境を整えることで、毎日の家事をサポートしてくれます。
こちらのお住まいでは、ランドリールームの一部に大容量の棚収納が設置されています。
細々とした小物や家族がお風呂で使うタオルなどは取りやすい場所に。
家族の衣類などはファミリークローゼットでしっかりと収納することができます。
まとめ:人気の間取りの良い部分を一軒家に取り入れよう
今回は「一般的な間取りにアイデアを取り入れるコツやポイント」についてクローズアップしてきました。
ありふれた間取りでも、アイデアによって生まれ変わらせることができます。
ひとことで「人気の間取り」といっても、感じ方は人それぞれ。
良い部分は取り入れ、自分たちの好みに変化させることが重要なのです。
クレアカーサでは、お客様の小さな声も形にするお手伝いをしています。
「こんな風に使いたい」「こんな空間が欲しい」など、大まかなイメージで大丈夫です。
お客様との何気ない会話からご要望を見つけ出し、アドバイスやご提案をさせていただいておりますので、ぜひお気軽にお声がけください。
私たちと一緒に「おしゃれな内装をめざした家づくり」を楽しみましょう。
クレアカーサであなたの夢を叶えてみませんか
私たちクレアカーサ(株式会社日立リアルエステートパートナーズ)は、千葉県茂原市にある建築会社です。一級建築士をはじめ、インテリアコーディネーター、施工管理技士などのプロの有資格者がタッグを組み、たったひとつのあなたの我が家を完成させていくのがクレアカーサの家づくりです。
お客様の個性やライフスタイルに合わせて、プランニングすること。そしてお客様の笑顔のお手伝いをすること。一邸一邸大切に住宅を提供すること。これが当社の家づくりの基本です。あなたの想いをぜひ私たちに聞かせてください。あなたの気持ちに寄り添いながら、夢を現実にするお手伝いをしています。
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クレアカーサ(CREACASA)は、イタリア語で”家 ・ 家族を創り出す”という意味を示しています。
監修者情報 クレアカーサコラム編集部
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家づくりに役立つ情報をお届けしています。
・免許情報
・資格情報
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・受賞歴など
住宅業界の専門性について
免許登録
- 建築士事務所登録番号 千葉県知事登録 第1-1907-7917号 公益社団法人 千葉県建築士事務所協会
建設業許可番号 国土交通大臣 許可(特5)第29052号 国土交通省
宅建業免許証番号 国土交通大臣(15)第810号 国土交通省
資格情報
- 一級建築士、二級建築士、一級建築施工管理技士、二級建築施工管理技士、
宅地建物取引主任者、インテリアコーディネーター、2級ファイナンシャル・プランニング技能士他
受賞歴
- ・ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー 優秀賞を2シリーズでダブル受賞
・三協アルミ ワンダーエクステリアデザインコンテスト2019 ブロンズデザイン賞
・ZEHビルダー評価制度で最高ランクの6つ星を取得 等
- 建築士事務所登録番号 千葉県知事登録 第1-1907-7917号 公益社団法人 千葉県建築士事務所協会