【新築】外構アプローチからウッドデッキの庭まで動きやすい動線づくり
ウッドデッキのある庭。広々とした憧れの一戸建ての購入。
その土地に長く暮らすなら快適な毎日を。
家族が笑顔になれる!そんな住まいを手に入れたいと考えている方も多いでしょう。
今では「おうち時間を楽しくする」そんなアイデア住宅に人気が高まっています。
今回はウッドデッキのある庭をより良い環境にする方法を見ていきましょう。
あなたの家づくりをもっと楽しくする!これからの参考になさってください。
コラムのポイント
- ● ただ庭を作るだけでは、快適性を高めることはできません。外構・アプローチ・庭をつなげる「生きる動線」を取り入れていきましょう。
- ● 自分たちの希望を家づくりに取り入れた施工事例をご紹介します。たくさんの事例から、自分たちのつくりたい庭をイメージしていきましょう
Contents
アウトドアリビングのある住まい「どんな庭にしたいですか?」
ウッドデッキのある庭とひとことで表しても、外に大きく広がる庭からちょっとした空間で心をほっこりさせる庭など、様々な種類があります。
庭という空間に何を求めるのかは、ひとりひとり違います。
ここではどんな種類の庭があるのかを解説していきましょう。
<主庭>
この主庭は、一般的にみなさんが「庭」とイメージするタイプに近いでしょう。
家の外の空間を有効利用するスタイルが主に「主庭」と呼ばれており、ガーデニングを楽しんだり、四季折々の自然の美しさを楽しんだりします。
プライベートな野外空間としてウッドデッキを設置するなど、たくさんの活用方法があります。
<前庭>
【施工事例:趣味の自転車を愉しむ 土間空間とロフトのある平屋】
前庭は、「玄関のアプローチ部分を活用」したタイプのお庭です。
スペースとしては少し狭めにはなりますが、家の顔である玄関に配置されることで、デザイン性アップのアピールポイントとしても活用できます。
季節の花々や植栽、芝生などを植えることで、住まいの入り口に憩いと明るさをあたえてくれます。
<中庭>
中庭とは、壁や植栽で囲まれ「プライベートを大切にした空間」がつくれるスタイルです。
例えば小さなお子様を遊ばせたり、デッキチェアを置いて人目を気にせずくつろぐことも可能です。
しかし中庭の場合、住宅の中心スペースを活用するケースも多いことから「ちょっと広めな敷地」が必要となる場合があります。
<坪庭>
一般的に坪庭は中庭の種類に入りますが、中庭より小さいスペースを庭として活用するタイプです。
庭で何かをするというよりも、どちらかといえば「観賞用」として楽しむケースが多いスタイルです。
小さなウッドデッキを設けたり、観賞用のスペースをつくるなど住宅の雰囲気に合わせて空間を有効活用することができます。
庭というスペースはただあれば快適というものではありません。
このように自分たちが生活していく中で、庭という空間を「どう生活の一部として取り入れるのか」により、セレクトする庭の種類も変化します。
▶参考コラム>>「おしゃれなアウトドアリビングのある家の施工例|お庭とつながる理想の間取り」
ウッドデッキのある庭付き一戸建て「気になるメリット・デメリットとは」
【施工事例:海辺でサーフィンを愉しむシンプルでかっこいい平屋の家】
最近は働き方の変化やアクセス環境が良くなったことなどにより、これまで「都市中心」だった住まいづくりも変化し始めています。
「子どもたちに伸びやかな環境を!」という観点から、自然豊かな千葉県を選ぶ方もいらっしゃるでしょう。
ウッドデッキのある庭付き一戸建てでは、どのような「メリット」や「デメリット」があるのかは、とても気になる部分です。
ここでは、庭付き一軒家を持つからこそ感じられるメリット、そして庭が自宅にあることで考えられるデメリットを見ていきましょう。
<庭付き一戸建てのメリット:四季を感じられる空間作り>
ガーデニングで季節の花々を見られることはもちろん、庭の一角に草木を植栽すれば四季折々の変化を楽しむことも可能です。
新築の時に植栽した木も、家族の思い出と共に大きくなります。
日々忙しい日常では感じられない時間の流れを、庭の自然から実感することもできるでしょう。
そして広さによっては、庭に「家庭菜園」をつくることも可能です。
こちらにお住まいのF様は、「大好きな海のそばで愛犬と一緒に安心して暮らしたい」という思いから一宮町への移住を決められました。
お庭の一角には家庭菜園があり、「ここに住んでから家庭菜園が楽しくて。自分のつくった野菜の美味しさは格別」と大満足のF様です。
お子様がいる場合、自分たちが育てた野菜を収穫する喜びを感じることで「食育」にもつながります。
<庭付き一戸建てのメリット:空間を有効利用 リビングをもっと広く>
リビングと庭の位置関係により、開放感や使い勝手にも大きな影響をあたえます。
より良い空間にするためには、庭に面して土間やウッドデッキ、テラスを設ける。
さらに間仕切りの少ない広々としたリビングにすることで、家族の集う空間をより開放的に演出してくれます。
このように「庭もリビングの一部」にして間取りを考えることで、限りないスペースを広げる効果を期待できます。
<庭付き一戸建てのデメリット:草取りや芝の管理が面倒くさい>
住宅を所有していくためには、安全に過ごせる環境を維持していく必要があります。
そのため「居住空間以外のスペースができる」ことから、
- ○ 夏場の草取り
- ○ 植物への水やり
- ○ 植栽の剪定や消毒
- ○ 芝の定期的なメンテナンス
などの管理を想像することができます。
また庭の広さによっても、その負担度に違いが出るでしょう。
しかし芝のあるお庭は、見た目に美しいだけではなくクッション性も高いので「お子さまやペット」にとって安全性の高いスペースとなります。
<庭付き一戸建てのデメリット:ウッドデッキの素材によりメンテナンスが変わる>
住まいのデザイン性を上げるのはもちろん、より充実したおうち時間を過ごすことができるウッドデッキ。
使用される素材は、天然木や天然木と樹脂の混合材などいろいろな種類があります。
例えば天然木であれば、素材の持つ風合いを楽しめる空間に。
混合材であれば天然木よりも悪環境でも劣化がしにくいなど、それぞれに良さやデメリットがあります。
そして素材によって大きく変化する部分は、メンテナンス費用です。
設備のひとつである以上メンテナンスが必要不可欠な部分ではありますが、天然木の場合「定期的に塗装をしないと腐食やシロアリ被害」が発生します。
ひとことで「庭付き一戸建」や「ウッドデッキのある庭」といっても、デザイン・広さ・素材などにより、雰囲気は大きく変化します。
メリットやデメリットを考えた上で、「普段のお手入れ」「メンテナンスサイクルとコスト」を確認し、ライフスタイルに合った庭づくりをめざしましょう。
▶参考コラム>>「庭のある家のおしゃれな間取事例|メリット・デメリットも解説」
ウッドデッキのある庭をより使いやすく「動線を考えよう」
住まいの中で「庭」を考える時、どうしても「庭単体」で考えてしまう傾向があります。
家族がいつもいる空間ではありませんが、庭へ行く動線を整えることで、使いやすさや快適性に違いが生まれます。
特に庭のような「日常使いでない空間」では、行き来のしやすさにより「使用頻度」にも大きく影響します。
庭での楽しみ方により「変化する庭への動線」
ウッドデッキのある庭では、様々な楽しみ方が実感できます。
行き来のしやすい、身体に負担のかからない動線を検討するためには、「庭でどんなことをして過ごしたい」のかを洗い出すことが近道となります。
- アウトドアリビングのある二階建て
- ○ 庭での使用頻度を高めるためには、リビングなど「いつもいる空間からの移動を楽にする」ことは大切なポイントのひとつ。
- ○ 天気が良い日に外で食事を楽しみたい方は、キッチンからも庭やデッキに出やすい動線を取り入れてみましょう。
- バーベキューが楽しめる庭
- ○ 家族以外の親しい友人と一緒にBBQなどを楽しみたい方は、直接庭に移動できる動線、BBQ道具の出し入れがしやすい動線を取り入れてみましょう。
- ○ アプローチから庭に移動できる動線は、日常生活でも新たな活用も期待できます。
- 家事もラクラク。移動しやすいウッドデッキ
- ○ 水まわりの近くにウッドデッキを配置する。ウッドデッキへの段差をできるだけ減らすなどの工夫で、重い洗濯物も安全に運ぶことができます。
- ○ またお洗濯物を干したとき周りからの視線を防げるアイデアを取り入れておきましょう。
このように庭は実現したいライフスタイルを軸にすることで「場所」や「動線」にも違いが出ます。
広い視野で庭を検討することは、失敗のない庭づくりの第一歩です。
クレアカーサでは「ウチ+ソト+ニワ」のトータルバランスを考えて住宅をデザインするお手伝いをしています。
「外構とデザインのバランス」「アプローチから庭への動線」など、ぜひお気軽にご相談ください。
※クレアカーサでは住宅建築の際に「ウチ+ソト+ニワ」のトータルデザインをご提案、数々受賞するなどその実績が認められています。
【詳しくはこちらから>>「ウチ+ソト+ニワ」Total Design専用ページ】
▶参考コラム>>「外からの視線が気になる【一戸建てのプライバシー問題の解決法とは】」
まとめ:トータルバランスを考えた家づくりを応援しています
今回は、「新築一戸建ての家づくり」の中から、「ウッドデッキのある庭をより良い環境にする方法」にクローズアップしてきました。
デザイン、間取り、庭など、住まいにはいろいろな空間がありますが、単体で考えると動線効率が悪くなり、使いにくい間取りになってしまう可能性が高くなります。
クレアカーサではお客様の小さな声も形にするお手伝いをしています。
「こんな暮らしに憧れている」「こんな形がいいかなぁ」など、大まかなイメージで大丈夫です。
お客様との何気ない会話からご要望を見つけ出し、アドバイスやご提案をさせていただいておりますので、ぜひお気軽にお声がけください。
クレアカーサであなたの夢を叶えてみませんか
私たちクレアカーサ(株式会社日立プロパティアンドサービス)は、千葉県茂原市にある建築会社です。一級建築士をはじめ、インテリアコーディネーター、施工管理技士などのプロの有資格者がタッグを組み、たったひとつのあなたの我が家を完成させていくのがクレアカーサの家づくりです。
お客様の個性やライフスタイルに合わせて、プランニングすること。そしてお客様の笑顔のお手伝いをすること。一邸一邸大切に住宅を提供すること。これが当社の家づくりの基本です。あなたの想いをぜひ私たちに聞かせてください。あなたの気持ちに寄り添いながら、夢を現実にするお手伝いをしています。
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クレアカーサ(CREACASA)は、イタリア語で”家 ・ 家族を創り出す”
という意味を示しています。
あなたの想いを私たちに伝えてみませんか。
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監修者情報 クレアカーサコラム編集部
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家づくりに役立つ情報をお届けしています。
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住宅業界の専門性について
免許登録
- 建築士事務所登録番号 千葉県知事登録 第1-1907-7917号 公益社団法人 千葉県建築士事務所協会
建設業許可番号 国土交通大臣 許可(特5)第29052号 国土交通省
宅建業免許証番号 国土交通大臣(15)第810号 国土交通省
資格情報
- 一級建築士、二級建築士、一級建築施工管理技士、二級建築施工管理技士、
宅地建物取引主任者、インテリアコーディネーター、2級ファイナンシャル・プランニング技能士他
受賞歴
- ・ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー 優秀賞を2シリーズでダブル受賞
・三協アルミ ワンダーエクステリアデザインコンテスト2019 ブロンズデザイン賞
・ZEHビルダー評価制度で最高ランクの6つ星を取得 等
- 建築士事務所登録番号 千葉県知事登録 第1-1907-7917号 公益社団法人 千葉県建築士事務所協会