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2025年02月10日/ Last updated : 2025年03月01日

【オープン外構】メリット・デメリットと事例で見るデザインのポイント

【オープン外構】メリット・デメリットと事例で見るデザインのポイント

海外の家を彷彿させる開放的な「オープン外構」のエクステリアスタイルが人気です。

しかし、「実際どんなメリットがあるか分からない」「おしゃれな外観に仕上げるコツを知りたい」という方も少なくないでしょう。

今回は「オープン外構」の定義やメリット・デメリット、成功事例でみるデザインのポイントについて詳しく解説します。

マイホームの外構を後悔しないためのコツも紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

 

コラムのポイント

● オープン外構にはメリットとデメリット・注意点の両方があります。

● オープン外構の家を後悔しないためには、プランニングを始める前にデザインのポイントを抑えておきましょう。

● クレアカーサは千葉県でスタイリッシュ&高性能で外構にまでこだわった住宅を数多く手がけています。

 

 

オープン外構とは|クローズド・セミクローズド外構との違い

オープン外構とは|クローズド・セミクローズド外構との違い

施工事例:「リビングにフリースペースのある シック&モダンスタイルの平屋

オープン外構とは敷地の周囲を背の高い塀やフェンスなどで囲まないエクステリアのスタイルです。

元々は欧米など宅地の区画が広く隣家との距離を取れる場所で一般的に採用されていました。

クローズド外構(※)やセミクローズド外構(※)と区別され、最近は国内でも郊外を中心にオープン外構を採用する事例が増えています。

※クローズド外構:敷地の外周を門扉やフェンス、塀で囲む外構スタイル
※セミクローズド外構:オープン外構とクローズド外構の中間的なスタイルで、部分的にフェンスや塀を設置するプラン

▶︎おすすめコラム:新築住宅の外構|メリット・デメリットやタイミング、費用目安、デザインポイント、成功事例を解説

 

 

オープン外構のメリット・デメリット

ウッドデッキで庭とつながる平屋

施工事例:「ペットと暮らす スキップフロアのある平屋

オープン外構にはメリットとデメリットの両方があるため、住まいのエクステリアを検討する際はどちらも把握しておきましょう。

 

メリット
  • ・室内から窓の外を眺めると開放的(狭い敷地でも圧迫感がでない)
  • ・塀やフェンス、門扉などを設置しないため、材料費や工事費を削減できる
  • ・敷地の端まで活用できる(庭やテラスを広く取れる)
  • ・光や風を遮るものが少ないため、採光・通風を確保しやすい
  • ・家の周りの見通しがよく、空き巣被害に遭うリスクを減らせる

 

デメリット
  • ・道路や隣家から家が丸見えになる(窓の位置やサイズによっては室内も見えてしまう)
  • ・敷地が狭いと隣家や道路と近くて音や人の気配が気になる
  • ・ペットを庭に放せない(逃走のリスクがある)
  • ・小さいお子様を外で遊ばせる際に飛び出しの危険性がある
  • ・家族以外の人でも簡単に敷地内に入れる

 

このようにオープン外構にはメリットとデメリットがあるため、「敷地の広さや形状・道路や隣家との距離・家族構成・ライフスタイル」など様々な視点で外構計画を検討しましょう。

クレアカーサは「ウチ+ソト+ニワのTotal design」をコンセプトに、暮らしやすさ・室内からの眺め・外観デザインにこだわった住宅を手がけています。

 

ウチソトニワ

▶︎クレアカーサが提案する「ウチ+ソト+ニワのTotal design」についてはこちらから

 

 

【施工事例】おしゃれなオープン外構のデザインポイント

クレアカーサではこれまでエクステリアデザインにこだわったオープン外構の住宅を数多く手がけてきました。

その中から成功事例を抜粋し、デザインのポイントを紹介します。

 

ドライガーデンの植栽にこだわった角地のオープン外構

ドライガーデンの植栽にこだわった角地のオープン外構

施工事例:「ドライガーデンが彩る 海辺のサーファーズハウス

こちらは角地に建てたドライガーデンをアクセントにしたおしゃれなオープン外構の事例です。

ドライガーデンとは乾燥した地域で育つサボテンなどの植物をメインに構成するプランで、水やりの手間が少ないため忙しい方から人気が高まっています。

赤みのある砂利や庭石をバランスよく組み合わせると、トレンドのアメリカ西海岸風エクステリアに仕上がります。

クレアカーサでは「多肉植物・サボテンを販売する専門ブランドSABOTEN MISSILE」とコラボし、オリジナリティある外構プランを提案しております。

▶サボテンや多肉植物をメインとしたドライガーデンについてはこちらから

 

アプローチデザインにこだわったオープン外構

アプローチデザインにこだわったオープン外構

施工事例:「スケートボードパークのある 平屋のサーファーズハウス

こちらは約300坪もある広大な敷地にシンプルな平屋とスケートボードパークを設けた事例です。

敷地の入り口と玄関ポーチの間には、優雅な曲線のアプローチをつくりました。

アプローチデザインにこだわったオープン外構

サーフィンから帰ったらそのまま体を洗い流せる屋外シャワーや浴室へすぐにアクセスできる勝手口など、施主様の理想が詰まっています。

 

シックで和モダンなオープン外構

施工事例:「リビングにフリースペースのある シック&モダンスタイルの平屋

こちらは黒・グレー・茶でまとめたシックで和モダンな外観が印象的な事例です。

メタリックなガルバリウムサイディングとデッキや板張り壁、木製ドアなどのウッド素材をバランスよく組み合わせました。

シックで和モダンなオープン外構

エクステリアライトにもこだわり、シンボルツリーや玄関が効果的に照らされるようにした点もポイントです。

 

シンプルですっきりとしたオープン外構

シンプルですっきりとしたオープン外構

施工事例:「考え抜かれた家事ラク動線 子育て世代の快適平屋スタイル

こちらは無駄を削ぎ落としてシンプルに仕上げたオープン外構の事例です。

帰宅時に車や自転車をスムーズに停められるため、お子様連れの外出も負担になりません。

フェンスや塀がないため、屋外空間をフレキシブルに活用できます。

 

ポイント

クレアカーサの施工事例ページでは外観・内観の写真や建築面積・延べ床面積、間取り図をご覧いただけます。

平屋・2階建てそれぞれの事例が豊富にございますので、ぜひご覧ください。

 

クレアカーサの施工事例はこちらから

 

 

オープン外構計画を考えるポイントと注意点

オープン外構計画を考えるポイントと注意点

施工事例:「ドライガーデンが彩る 海辺のサーファーズハウス

オープン外構の家を後悔しないためには、プランのポイントや注意点を事前に知っておくことが肝心です。

 

家の外観とのバランスを考える

外構デザインはそれ単体ではなく家の外観とのバランスが重要です。

外壁や玄関ポーチのタイル、板張り壁の素材などと統一感のある材料を選びましょう。

オープン外構は家全体と庭やアプローチが全て敷地の外から見えるため、おしゃれに仕上げるためには玄関ドアまでのルートや植栽の位置などにこだわる必要もあります。

 

駐車・駐輪スペースを考慮する

オープン外構の家は駐車・駐輪スペースへ直接アプローチできますが、前面道路との位置関係によって停めやすさや必要面積は異なります。

ビルトインガレージにする場合は、ガレージ前で車の位置や角度を調節するための切り返しスペースを設けなくてはいけない場合もあるため注意が必要です。

特に駐車スペースのプランを検討する際は、車を出し入れする軌道をシミュレーションし、ガードレールや電柱が邪魔になる場合は自治体や電力会社へ早めに移動申請をしましょう。(参考:国土交通省|道路保守・管理

自転車を頻繁に使う家庭では、将来まで見越して何台分の駐輪スペースが必要か確認することも重要です。

▶︎関連コラム:ビルトインガレージ・インナーガレージのある家|間取り図から見るポイントとおしゃれな施工事例

 

バリアフリー性を考慮する

今は特に問題なくても、将来足腰が悪くなり小さな段差の上り下りも大変になる可能性は十分考えられます。

場合によっては車椅子を使用するかもしれません。

そのため、駐車スペースと玄関ポーチの間に段差を作らない工夫をしましょう。

どうしても段差ができてしまう場合は、将来スロープを作れたり連続手すりをつけられたりするスペースを確保しておくことも重要です。

滑りにくいフロア材や足元をしっかり照らせるフットライトの設置も併せてご検討ください。

 

利便性・演出性・防犯性を考慮する

敷地の入り口から玄関ポーチまでの間は、バリアフリー性に加えて利便性・演出性・防犯性も考慮しましょう。

アプローチを美しく照らせるスポットライトや、人感センサー付きのフットライト、ポーチライトを採用すると夜間に家の外観を美しく演出できます。

センサー付きライトは不審者の侵入にもすぐ気がつけるので、防犯面で安心です。

最近は敷地の外から見えやすい場所に防犯カメラを設置する住宅も増えています。

 

事前にメンテナンス方法・耐用年数を確認する

外構計画を考える際は、メンテナンス方法や耐用年数も必ず確認しましょう。

主なチェック項目は以下の通りです。

  • ・ウッドデッキなどの素材別お手入れ方法と耐用年数
  • ・芝生や植栽のお手入れ方法(水やりの頻度や日当たりなど)
  • ・タイルなどの清掃方法(素材によっては洗剤やデッキブラシを使えないものも)

▶︎関連コラム:【ウッドデッキのある平屋】間取りのコツとメリット・デメリット、施工事例、活用方法を解説

 

雑草対策を検討する

オープン外構は玄関アプローチや庭が周りからよく見えるため、雑草対策が欠かせません。

お手入れが行き届かない場所には防草シートや土系舗装材を用いて出来るだけ手間のかからない工夫を凝らしましょう。

広いウッドデッキの下は雑草が生えにくくアウトドアリビングや洗濯物を干すスペースとして有効活用できるため、お庭の手入れを減らしたい方におすすめです。

 

家の建築予算と外構予算の配分を決める

マイホーム計画をご予算内で実現させたい方は、家の建築費用と外構にかかる費用の配分が重要です。

プランニングの早い段階から外構計画の検討も始めましょう。

トータル予算を踏まえてウッドデッキやタイルの仕様、植栽の数などでコストを調節できます。

また、家の建築と同時にやった方がいい工事と後からできる工事を建築会社にリストアップしてもらう進め方もおすすめです。

 

住宅の新築と外構工事を合わせて相談できる会社を選ぶ

「外観デザインと外構デザインの統一性」や「トータルコストの把握」を重視したい方は、住宅のプランニングや新築、外構工事まで一括で相談できる建築会社を選びましょう。

建築工事から外構工事まで請け負う会社は効率的に工程を一括で管理できるため、別々で発注するよりも工程がコンパクトになる可能性も期待できます。

ハウスメーカーや工務店の中には“外構工事別途”としている会社もあるため注意しましょう。

 

ポイント

クレアカーサは「ウチからの眺め」「ソトからの眺め」「暮らしやすさ」の3つを重視した家づくりを提案しております。

外構プランとして数々の受賞作品がございますので、機能とデザインの両方にこだわったマイホームを建てたい方は、ぜひ弊社までご相談ください。

 

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まとめ

オープン外構は開放的な点が魅力ですが、家の外観とのバランスや住み始めてからのメンテナンス、コストに関する注意点があります。

外構計画にまでこだわった家を建てたい方は、施工事例が豊富でご予算やライフスタイルに合うプランを提案できる建築会社を選びましょう。

 

ポイント

私たちクレアカーサ(株式会社日立プロパティアンドサービス)は、千葉県茂原市にある建築会社です。

「デザインも性能もコストも諦めたくない」という方はぜひお気軽にご相談ください。

 

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監修者情報 クレアカーサコラム編集部

家づくりに役立つ情報をお届けしています。 ・免許情報 ・資格情報 ・執筆出演 ・受賞歴など

住宅業界の専門性について

免許登録
資格情報
  • 一級建築士、二級建築士、一級建築施工管理技士、二級建築施工管理技士、
    宅地建物取引主任者、インテリアコーディネーター、2級ファイナンシャル・プランニング技能士他
受賞歴
  • ・ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー 優秀賞を2シリーズでダブル受賞
    ・三協アルミ ワンダーエクステリアデザインコンテスト2019 ブロンズデザイン賞
    ・ZEHビルダー評価制度で最高ランクの6つ星を取得 等

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