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2025年01月05日/ Last updated : 2025年01月17日

【おしゃれな外構の平屋建て】事例で見るデザインのポイント|アプローチ・フェンス・植栽について

【おしゃれな外構の平屋建て】事例で見るデザインのポイント|アプローチ・フェンス・植栽について

家の外観を決めるのが「外構計画」です。

見た目の印象だけではなく、庭などの屋外空間の居心地も左右します。

しかし「エクステリアプランの考え方が分からない」「外構工事をどこに相談するか迷っている」という方も少なくないはずです。

そこで今回は「おしゃれな外構の平屋建て住宅」について“クレアカーサ”がこれまで手がけた施工事例を紹介しながらデザインのポイントや注意点、スタイル別のメリット・デメリット、アプローチ・フェンス・植栽などの考え方について解説します。

おしゃれなマイホームを建てたい方はぜひ最後までご覧ください。

 

コラムのポイント

● 外構計画は家の外観や屋外空間の快適性に影響します。

● 外構計画を検討する際は家の設計施工からトータルで任せられる建築会社へ相談するのがおすすめです。

● クレアカーサは千葉県でスタイリッシュ&高性能な平屋建ての家を数多く手がけています。

 

 

外構計画とは|種類

【施工事例:プライベートプールのある マリーナヴィラ】

外構は一般的に「建物の外にある構造物や空間」を指し、具体的には以下のものをプランニングすることを外構計画と呼びます。

 

  • ・門(門扉)
  • ・玄関アプローチやポーチ
  • ・テラスやウッドデッキ
  • ・家庭菜園スペース(ガーデニングスペース)
  • ・塀やフェンス
  • ・カーポートや独立型ガレージ
  • ・サイクルポート
  • ・植栽

 

外構計画は家の外観デザインや演出性を左右するだけではなく、屋外空間の使い勝手・快適性や、室内のプライバシー保護、防犯性にも影響する重要なポイントです。

外構と似た言葉にエクステリアがあります。

こちらは外構を含めて照明などのデザイン性をさらに意識した空間デザイン全体を指しますが、外構と同意語として使われるのが一般的です。

外構は主に「オープン外構」「クローズド外構」「セミクローズド外構」のスタイルに分類され、それぞれメリットとデメリットは異なります。

 

オープン外構

敷地の外周を門扉やフェンス、塀で囲わないスタイルの外構です。

狭い敷地でも圧迫感が出ず開放的な印象になりコストをかけずに済む点がメリットですが、小さいお子様やペットが飛び出すリスクや敷地外から建物内部が見える可能性がある点には注意しましょう。

中庭のある平屋建てにもおすすめです。

 

クローズド外構

敷地の外周を門扉やフェンス、塀でしっかり囲む外構スタイルで防犯性が高く庭でお子様やペットを心置きなく遊ばせられる点がメリットです。

フェンスなどが目隠しの役割を果たし、室内の様子が外から見えにくいのも魅力と言えるでしょう。

ただし、敷地にゆとりがないと閉塞的になりがちでコストが高くなるため注意しましょう。

 

セミクローズド外構

最近人気なのがオープン外構とクローズド外構の中間的なスタイルのセミクローズド外構です。

部分的にフェンスや塀を設置し、プライバシーの確保・防犯性・開放感のバランスをとります。

 

ポイント

平屋建ては居住スペースを確保するために2階建てよりも広い敷地が必要です。

また、庭など屋外空間とのつながりが強いため、快適に暮らせる外構計画が欠かせません。

 

▶︎おすすめコラム:新築住宅の外構|メリット・デメリットやタイミング、費用目安、デザインポイント、成功事例を解説

 

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【おしゃれな外構の平屋建て】外観写真と面積

クレアカーサでは住まいの間取りと外構計画をトータルでプランニングし、外とのつながりをより一層感じられる家づくりを提案しております。

平屋建てのケースから特長的な外構計画の事例を抜粋し、デザインのポイントと併せて紹介します。

 

【敷地70坪・延床面積33坪】オープン外構

【敷地面積70坪・建築面積33坪】オープン外構

【施工事例:ドライガーデンが彩る 海辺のサーファーズハウス】

こちらはサボテンがアクセントのドライガーデンにこだわった事例です。

リビングからつながるウッドデッキとその前のフロントガーデン、夜にはライトアップされるガーデンのバランスが秀逸で、昼と夜とでは違う雰囲気を醸し出します。

【33坪】オープン外構|ドライガーデンがポイント

 

ポイント

クレアカーサではサボテンや多肉植物をメインにドライガーデンを手掛ける専門ブランド「サボテンミサイル」とコラボして、家とのトータルデザインを提案しております。

インダストリアルデザインやヴィンテージデザインがお好きな方におすすめです。

 

▶︎「クレアカーサ+サボテンミサイル」が提案する外構計画

 

 

【敷地300坪・延床面積37坪】オープン外構

【敷地300坪・建築面積37坪】オープン外構

【施工事例:スケートボードパークのある 平屋のサーファーズハウス】

こちらは広大な庭にスケートボードパークと屋外シャワーを設けた事例です。

ゆったりくつろぐ場所としてカバードポーチも作りました。

【敷地300坪・建築面積37坪】オープン外構

道路から玄関までは流線型で優雅な印象のアプローチにして、リビングは道路からの視線が気にならないように庭に向けて配置しています。

玄関ドア別に施主様が趣味のサーフィンから帰ったら直接脱衣場へアクセスできる勝手口までのアプローチも設けました。

 

 

【敷地149坪・延床面積33坪】クローズド外構

【33坪】クローズド外構|ヤシの木でリゾート感を演出

【施工事例:リゾートの風わたる 海辺のセカンドハウス】

こちらは周囲をフェンスと門で囲いながらも白を基調とし、爽やかで開放的な屋外空間を実現した事例です。

印象的なヤシの木をシンボルツリーとして、夏の日差しを遮るカバードポーチで室内と屋外を緩やかに繋いでいます。

【敷地149坪・延床面積33坪】クローズド外構

フェンスによって海までの建物が隠れ、ウッドデッキからは青い海と空だけを切り取ったように眺められます。

 

 

【敷地61坪・延床面積29坪】クローズド外構

【施工事例:愛犬と暮らす 土間のある平屋】

こちらは愛犬を外で自由に遊ばせられるようにクローズド外構にした事例です。

塀には視界や風が通る花ブロックや四角い穴をアクセントとして取り入れ、コーナーには自然石を活かしたガビオン(※)を設置しました。

※ガビオン:メッシュで構成された塀や柱状の中に自然石を積み上げる手法

限られた敷地で飼い主もワンちゃんも共に屋外空間を満喫できるように、ドッグランスペースも作りました。

 

 

【敷地100坪・延床面積35坪】セミクローズド外構

【敷地100坪・延床面積35坪】セミクローズド外構

【施工事例:趣味の自転車を愉しむ 土間空間とロフトのある平屋】

こちらは敷地の高低差を生かしたセミクローズド外構の事例です。

庭のスペースは背の低い目隠しフェンスで囲い、道を行き交う人からの視線を遮りつつも室内からは開放的な視界になるように工夫しました。

駐車スペースから玄関ポーチまでは、緩やかな階段とスロープを設置しています。

生活感の見えないおしゃれなウッドデッキ

階段・スロープを上り切ると、くつろぎのウッドデッキが広がります。

土間スペースはご主人の部屋に直結し、趣味の自転車をメンテナンスしたりディスプレイしたりする場所。

動線を考え快適性に優れた空間となっています。

 

 

【敷地83坪・建築面積33坪】セミクローズド外構

【敷地83坪・建築面積33坪】セミクローズド外構

【施工事例:片流れの美しいシルエット 土間のある平屋の家】

こちらは優雅な片流れ屋根と水平ラインを強調したカーポートとのバランスが美しい事例です。

シンプルながらも高級感のある外観デザインに仕上がりました。

広い庭のおかげで日当たりが良い平屋

敷地の左右は圧迫感が出ないように、メッシュ状で背の低いフェンスで囲っています。

目の行き届きにくい家の左右には、雑草対策・防犯対策として効果的な砂利敷きにしました。

砂利は踏むと足音が響きやすいため、勝手口周りなどの防犯対策としておすすめです。

 

▶︎おすすめコラム:カバードポーチのある家づくり|特徴・活用方法と施工事例・よくある後悔と対策

 

クレアカーサの施工事例はこちらから

 

 

平屋建て住宅の外構計画を考えるポイントと注意点

平屋建て住宅の外構計画を考えるポイントと注意点

【施工事例:大好きなインテリアに囲まれた アメリカンスタイルの平屋】

ゆったりとした印象の平屋建て住宅だからこそ、外構計画にもこだわりたいですよね。

外構計画を検討する時にはぜひ押さえていただきたいポイントと注意点があります。

 

家の外観とのトータルコーディネートを考える

家の第一印象は住宅の外観デザインと外構デザインのトータルコーディネートで決まります。

外壁や屋根の素材・カラーと調和する材料で外構計画を構成しましょう。

植栽をアクセントとしてバランスよく取り入れると、より一層おしゃれな印象にまとまります。

 

 

ガレージとカーポートどちらにするか決める

ビルトインガレージとカーポートのどちらにするかによって、玄関までのアプローチや庭の広さが決まります。

建築費用や室内の間取りにも影響するため、早い段階でどちらか決めましょう。

ただし、前面道路と建物の位置関係や敷地形状によって、ビルトインガレージ・カーポートのどちらかに限定される可能性もあります。

駐車スペースを検討する際はコストや見た目だけではなく駐車しやすいかどうかも必ずチェックしましょう。

道路から駐車するまでの軌道を十分シミュレーションし、歩道や道路にあるガードレール・電柱が邪魔になる場合は早めに自治体へ申し出て移動を検討することをおすすめします。(参考:国土交通省|質問「民地への乗り入れの為にガードレールの撤去やブロックの撤去を行いたいがどうすればよいか?」

 

▶︎おすすめコラム:ビルトインガレージ・インナーガレージのある家|間取り図から見るポイントとおしゃれな施工事例

 

 

バリアフリー性・利便性・演出性を考慮する

道路や駐車場から玄関までのアプローチを検討する際はバリアフリー性・利便性・演出性を考慮しましょう。

段差や傾斜の有無を確認し、滑りにくく小さな段差を識別しやすい仕上げ材を選ぶ必要があります。

また、おしゃれな外観にしたい方は夜どのように家が見えるかもチェックポイントです。

アプローチの足元を確実に照らせて防犯面でも効果的なセンサー付きエクステリアライトを採用しましょう。

演出性を高めるためには、植栽などを照らすスポットライトがおすすめです。

 

 

雑草対策を検討する

いくらスタイリッシュな外構計画にしても、すぐに雑草が生えてしまったりその手入れで手間がかかってはあまり効果的とは言えません。

そのため、雑草対策として必要な場所には防草シートや土系舗装材を採用しましょう。

外構を美しくキープするためには、できるだけ維持管理の手間を省くことが重要です。

 

 

事前にメンテナンス方法を確認する

門やフェンスカーポート、ウッドデッキを設置する場合は、事前にそれらの耐用年数(寿命)やメンテナンス方法も確認しましょう。

アルミ製の門扉やフェンス、カーポートは15年以上メンテナンスフリーとされていますが、海から近いエリアでは塩害のリスクがあるため、その地域で施工実績が豊富な建築会社へ事前にご相談ください。

ウッドデッキは素材によって寿命や定期的な表面塗装の有無が異なります。

植栽をプランに取り入れる場合は水やりや日当たり、気候条件の入念なチェックが必要です。

 

 

家の建築予算と外構予算の配分を決める

マイホームを後悔しないためには家の建築予算と外構計画にかける予算をトータルで検討しましょう。

そのため外構計画は優先順位を付け、後から追加できる部分とそうでない部分をリストアップすることが重要です。

工事によっては家の建築と同時施工の方が単価を抑えられる可能性もあります。

外構全体まで予算内で仕上げたい場合は植栽や門・フェンス・土間タイルなどの仕様で価格を調節できるため、設計施工実績の豊富な建築会社へ相談しましょう。

 

 

住宅の新築と外構工事を合わせて相談できる会社を選ぶ

住宅を手掛ける建築会社の中には「外構工事別途」としているところも珍しくありません。

しかし、家にかかる費用は「住宅建築費用+外構工事費用」のトータルコストですよね。

おしゃれな家にするためには外観と外構で統一感のあるデザインにする必要があります。

そのため、家と外構計画両方の設計施工をまとめて相談できる建築会社がおすすめです。

家の建築工事と外構工事を並行して進行できるため、引き渡し後すぐに急遽できてマイホーム新築にかかるトータルコストを把握しやすい点がメリットです。

住み始めてから不具合があっても一括して相談できます。

 

ポイント

クレアカーサでは、住宅の設計施工に加えて外観をさらに演出するこだわりの外構計画までトータルで提案しております。

 

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▶︎家と庭の同時プランニング「ウチ+ソト+ニワ」

 

 

「平屋建ての新築+外構」はデザイン・実績豊富なクレアカーサへお任せを

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【施工事例:リビングにフリースペースのある シック&モダンスタイルの平屋】

外構計画にまでこだわった平屋建て住宅を建てたい方は、「ウチ+ソト+ニワ」にこだわって家づくりするクレアカーサへお気軽にご相談ください。

敷地選びから間取りの検討、外構計画までベストなプランを提案いたします。

当社の施工事例では色々なエクステリアデザインをご覧いただけます。

ただいま3つのモデルハウスを見学いただけますので「マイホーム計画を始めたばかりで何から手をつければいいか分からない」「間取りのイメージを膨らませたい」という方は、下記ページより見学をお申し込みください。

▶︎モデルハウス見学申し込みはこちらから

ミニマルに暮らす平屋

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まとめ

外観にこだわったおしゃれで快適に暮らせる平屋建て住宅を建てたい方は、外構計画にまでこだわりましょう。

オープン・クローズド・セミクローズドとスタイルによってメリットとデメリットがあります。

予算内でトータルコーディネートされた家を建てたい方は、間取りから外構計画まで提案できる施工事例が豊富な会社へご相談ください。

 

ポイント

私たちクレアカーサ(株式会社日立プロパティアンドサービス)は、千葉県茂原市にある建築会社です。

「敷地の条件・予算の条件・家族の条件」を踏まえた家づくりをサポートしております。

デザイン性と省エネ性の両方を備えた「ゼロエネルギー住宅(ZEH)」の普及へも積極的に取り組んでいますので、「デザインも性能もコストも諦めたくない」という方はぜひお気軽にご相談ください。

 

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監修者情報 クレアカーサコラム編集部

家づくりに役立つ情報をお届けしています。 ・免許情報 ・資格情報 ・執筆出演 ・受賞歴など

住宅業界の専門性について

免許登録
資格情報
  • 一級建築士、二級建築士、一級建築施工管理技士、二級建築施工管理技士、
    宅地建物取引主任者、インテリアコーディネーター、2級ファイナンシャル・プランニング技能士他
受賞歴
  • ・ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー 優秀賞を2シリーズでダブル受賞
    ・三協アルミ ワンダーエクステリアデザインコンテスト2019 ブロンズデザイン賞
    ・ZEHビルダー評価制度で最高ランクの6つ星を取得 等

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