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2024年08月25日

白い家のおしゃれな外観|事例のポイントとメリット・デメリット、10年後もきれいに保つ汚れ対策

白い家のおしゃれな外観|事例のポイントとメリット・デメリット、10年後もきれいに保つ汚れ対策

明るい印象の「白い家」は、おしゃれな外観が人気のポイントです。

実はそれ以外にもいくつかのメリットがあります。

また一方で、事前に知っておいた方が良いデメリットがある点も注意してください。

今回は「白い家」の施工事例で見る外観デザインのポイントと、外壁を白くするメリット・デメリットを紹介します。

「10年後・20年後もきれいに保てるか心配」という方のために汚れ対策についてもお話しします。

目を惹くおしゃれで快適なマイホームを建てたい方は、ぜひ参考にしてください。

 

コラムのポイント

● 白い外観の家を建てる際は色々なテイストの事例を見て、理想的なイメージと近いデザインを見つけましょう。

● 白い外観の家には視覚的な効果やデザイン性以外のメリットもあります。

● 白い外観の家を建てる際は、事前にデメリットとその対策を知っておくことが肝心です。

● クレアカーサは千葉県でスタイリッシュ&高性能な住宅を数多く手がけています。

 

 

“白い家のおしゃれな外観”施工事例で見るデザインポイント

クレアカーサでは、いくつもの「白い外観の家」を手掛けてきました。

その中からいくつか紹介します。

ぜひ、以下の点に着目してご覧ください。

チェックポイント
  • ● 家の形状
  • ● 窓の配置
  • ● 外壁材の種類とテクスチャー
  • ● 屋根の色
  • ● 他素材(ウッドパネルなど)との組み合わせ
  • ● 外構(エクステリア)デザイン

 

 

可愛い&ノスタルジックな海外スタイル

可愛い&ノスタルジックな海外スタイルの白い外壁の家

【施工事例:カバードポーチのある 白いアメリカンハウス

こちらは、カバードポーチと横張りのサイディングがアメリカンな印象を醸し出す事例です。

窓サッシやポーチの柱やフェンス、カーポートまで白で統一しました。

カバードポーチと広々としたウッドデッキ、PCフェンス等で、より一層アメリカンスタイルを引き立たせています。

 

可愛い&ノスタルジックな海外スタイルの白い外壁の家

【施工事例:大好きなインテリアに囲まれた アメリカンスタイルの平屋】

こちらも上の事例と同様にアメリカンスタイルをコンセプトとした住宅で、ガレージ付きの平屋建て住宅です。

ダークグレーの屋根と白い外壁、木製ドア、ウッドデッキと、色のコントラストが効いています。

シンメトリー(左右対称)の広々とした屋根により、重心が低くスタイリッシュながらもどこか懐かしく落ち着いた印象です。

 

 

可愛い&ノスタルジックな海外スタイルの白い外壁の家

【施工事例:自然素材に囲まれたカフェのような家】

こちらは、白い塗り壁とアクセントの石張りが特長の事例です。

正面からも屋根がよく見えるため、ヨーロピアンな印象を壊さぬように、こちらも洋瓦を組み合わせました。

両開きのテラス窓や2階窓の両側に付けられた雨戸を模したウッドパネルに、お客様のこだわりを感じます。

 

ポイント

アメリカンやヨーロピアンな印象の外観デザインにしたい方は、たくさんの施工事例を見て、イメージに合うものを見つけるところから始めましょう。

シンプルな白い外壁にする際は家や屋根の形状、エクステリアデザインとのバランスによって、外観のイメージが大きく変わります。

 

 

シンプル&ナチュラルモダンスタイル

シンプル&ナチュラルモダンな海外スタイルの白い外壁の家

【施工事例:家族の絆育む シンプルスタイルの白い家】

こちらは、白いサイディングと黒い屋根、黒いサッシ枠のコントラストがシャープな印象の事例です。

形状も素材もシンプルにまとめて、飽きのこない普遍的な外観に仕上げました。

黒い屋根にすると太陽光パネルを設置しても目立ちすぎず、すっきりとまとまります。

 

シンプル&ナチュラルモダンな海外スタイルの白い外壁の家

【施工事例:プライベートサロンのある スクエアフォルムの家】

こちらは2階部分の一部外壁と玄関のインナーポーチにウッドパネルを組み合わせた事例です。

家のファサード(正面)に出来るだけ窓を作らず、シンプルモダンな印象を強調しています。

サッシ枠と庭へ通じる部分のフェンス、屋根の色を揃えるなど、スクエアフォルムを活かすためにディテールにまでこだわりました。

 

シンプル&ナチュラルモダンな海外スタイルの白い外壁の家

【施工事例:ひろびろウッドデッキのある ナチュラルモダンの白い家】

こちらは玄関ポーチも兼ねた広々としたウッドデッキと、2階テラスの外壁をアクセントにした事例です。

白い横張りのサイディングにより、モダンながらも落ち着いた印象に仕上がりました。

 

シンプル&ナチュラルモダンな海外スタイルの白い外壁の家

【施工事例:夕暮れに浮かぶ美しいフォルム 自分たちサイズのデザイン住宅】

こちらは、とにかくシンプルを貫いたキューブ型の住宅です。

一見真っ白に見える外壁もよく見ると細かいタイル調の模様が入っています。

それにより高級感のあるおしゃれな外観に仕上がりました。

夜になるとまた違った表情を見せてくれる外灯の配置もこだわりのポイントです。

 

ポイント

「白い家」と言っても、外壁に選ぶホワイトの色味によって外観の印象は変わります。

可愛らしい印象や懐かしさ・落ち着きを感じる印象にしたい方は、オフホワイトやアイボリーがおすすめです。

対して、シンプルモダンでクールな印象にしたい方は、明度の高いホワイトやグレイッシュホワイトを選ぶと良いでしょう。

 

 

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外観が白い家のメリット

外観が白い家のメリット

【施工事例:シンプルだから美しい 白い塗り壁のサーファーズハウス】

「白い家」に憧れる方は多いでしょう。

白い外壁にはいくつかのメリットがあります。

膨張色なので家が大きくダイナミックに見える

白は背景から浮き出て実際より近く見えたり、膨らんで見えたりする作用がある「膨張色」です。

明るい色や暖色系がこれに当てはまります。

この作用によって、白を外観へ多く取り入れると家が大きくダイナミックな印象に見えるのです。

逆に、ダークグレーやダークブラウンなど濃い色は家が実際よりも奥にあり縮まって見える作用があるため、「収縮色」と呼ばれています。

 

住宅へ太陽熱を蓄熱しにくい

白は太陽光のうち、可視光線と熱エネルギーである赤外線をほとんど反射します。

地表に届く太陽光のほとんどは可視光線(可視域)と赤外線に分類されるため、これらを反射しない白い外壁は黒い外壁よりも熱を家に溜め込みません。

太陽光の波長分布

(引用:国土交通省|太陽エネルギーの基礎知識

 

色々な住宅スタイルと合わせやすい

白には「純白」の他に「灰色がかった白」や「ベージュがかった白」「青みがかった白」など、200種類以上ものレパートリーがあると言われています。

そのため、どのような白を選ぶかによって和風デザインから洋風デザイン、シンプルデザイン、デコラティブ(装飾的)なデザインまで、多種多様なテイストと組み合わせられます。

劣化が目立ちにくい

外壁塗料やサイディングの表面塗料は、だんだん風化してチョーキング現象(白亜化現象)が発生します。

これは、外壁が雨や紫外線に長期間さらされることで塗料に含まれる樹脂成分が化学反応を起こし、顔料が粉状になって表面へ浮き出てくる現象です。

外壁の劣化サインであるチョーキング現象

濃い色の外壁はチョーキング現象が起きると色褪せが目立ち美観が損なわれますが、白い家は一見それほど見た目に変化はありません。

ただしチョーキング現象は塗膜の劣化サインであるため、見つけたら早めに塗り替えなどのメンテナンスを検討しましょう。

 

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外観が白い家のデメリット・注意点と後悔しないための対策

外観が白い家のデメリット・注意点と後悔しないための対策

【施工事例:光そそぐタイルテラス ティータイムを愉しむ白い家】

白い外観の家には視覚的な効果やデザイン面でのメリットに加え、暑くなりにくいという長所もあります。

ただし一方で事前に知っておいていただきたいデメリットや注意点もありますので、対策方法と併せて紹介します。

 

汚れが目立ちやすい

白い外観の家は雨垂れや藻などが目立ちやすいという欠点があります。

せっかく明るくきれいな外壁の家にしても、これでは台無しです。

また、新築当初はきれいでも「10年後・20年後に汚れが目立って後悔した」という方もいるようです。

対策ポイント

撥水性の高いガルバリウム製サイディングや、耐候性・耐汚性の高いフッ素塗料などを採用しましょう。

また庇を外壁面から長く伸ばして、できるだけ雨風が外壁へ直接当たらないようにする方法もおすすめです。

10年後・20年後も白い外壁をきれいに保つためには、新築時の外壁材選びと定期的な点検やメンテナンスが欠かせません。

 

 

太陽光が反射して眩しい

可視光線を反射させるということは周囲にいると眩しさを感じるということです。

純度の高い白ほど眩しさが気になるため、注意しましょう。

対策ポイント

日当たりの良い住宅地に白い外壁の家を建てる場合は、オフホワイトやアイボリーなどトーン(明度)を抑えた白を選びましょう。

また艶のないマット仕上げの塗料やサイディングを選ぶのも重要なポイントです。

汚れ対策と同様に深い庇によって太陽光が外壁へ直接当たるのを防いだり、植栽によって直射日光を和らげたりする方法もおすすめします。

 

 

街並みの雰囲気から浮いてしまう

白い外観の家を建てる際は、周囲の家もしっかりチェックしておきましょう。

周りがダークトーンの外壁色ばかりですと、突如白い家を建てれば街並みから浮いて見えるかもしれません。

その他、観光地や古い街並みが残っている地域では、外壁へ使える色が景観条例などで限定されているところもあります。

対策ポイント

白い外壁を選ぶ前に必ず周囲の家やその地域の条例を確認しましょう。

条例がない場合は周りに明るい色の家がなくても、白い外観の家は建てられます。

近隣との差が気になる場合には、白に近いライトグレーもおすすめです。

 

 

素材やデザインによっては“安っぽく”見えてしまう

「白い外壁にすると安っぽく見えないか心配」というご意見も耳にします。

確かに、素材や家の形状によっては洗練されていない印象を受けるかもしれません。

対策ポイント

白い外壁の家をおしゃれで高級感ある雰囲気へ仕上げるためには、カバードポーチやインナーバルコニー、ウッドデッキなどで家の見た目に凹凸を作り、外観がおしゃれに見える窓計画にまでこだわりましょう。

シンプルな形状のキューブ型住宅は特にディテールまでじっくり検討することが重要です。

「おしゃれな白い外観の家を建てたい」という方は、設計施工実績の豊富なクレアカーサへお任せください。

 

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二拠点生活と民泊を組み合わせる家づくり

 

 

まとめ

おしゃれな白い外観の家はクレアカーサへご相談ください

【施工事例:セミオーダーで叶えた トレーニングルームのある家】

白い外観のおしゃれな家を建てる際は、施工事例をたくさん見てお気に入りのイメージを見つけましょう。

また、メリットだけではなくデメリットとその対策方法を知っておくことも肝心です。

間取りを工夫してライフスタイルに合う家にすると、ずっと住み続けられるマイホームに仕上がります。

おしゃれで高品質な家を建てたい方には、土地の特性や周囲の環境、ご要望、ご予算を踏まえて、トータルデザインできる会社がおすすめです。

 

ポイント

私たちクレアカーサ(株式会社日立プロパティアンドサービス)は、千葉県茂原市にある建築会社です。

デザイン性と省エネ性の両方を備えた「ゼロエネルギー住宅(ZEH)」の普及へも積極的に取り組んでいます。

「デザインも性能もコストも諦めたくない」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。

 

▶︎クレアカーサのZEH詳細ページはこちらから

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監修者情報 クレアカーサコラム編集部

家づくりに役立つ情報をお届けしています。 ・免許情報 ・資格情報 ・執筆出演 ・受賞歴など

住宅業界の専門性について

免許登録
資格情報
  • 一級建築士、二級建築士、一級建築施工管理技士、二級建築施工管理技士、
    宅地建物取引主任者、インテリアコーディネーター、2級ファイナンシャル・プランニング技能士他
受賞歴
  • ・ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー 優秀賞を2シリーズでダブル受賞
    ・三協アルミ ワンダーエクステリアデザインコンテスト2019 ブロンズデザイン賞
    ・ZEHビルダー評価制度で最高ランクの6つ星を取得 等

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