地震から住まいを守る!戸建てに施したい設備と対策
世界の中でも地震発生回数の多い国、日本。
2021年の今年。東日本大震災より10年が経過しましたが、いまだに続く強い余震など不安もつきません。
東日本大震災の余震とされる2月13日の地震でも、千葉県は震度4の揺れを観測しました。
このように地震を含め自然災害は、いつ、どこで起こるか分かりません。
今回は千葉で新しい戸建てを建てる上で重要視したい「安全性」についてクローズアップしてみましょう。
地震・台風・大雨など、災害によって住宅に対する対策は違ってきます。
このコラムでは「地震から住まいを守る」ためのポイントをまとめました。
地震などの自然災害は、いつ発生するか分からないからこそ日頃の備えが必要となります。
家族の命、そして家という財産を守る方法を考えてみましょう。
Contents
住まいを守る地震対策の必要性とは
国や各自治体でも、災害に対して様々な対策を施しています。
しかし全体的な支援は可能でも、各家庭の住宅まで細やかな支援ができるかと言われると、それは難しいでしょう。
大切な我が家を守れるのは自分たちだけなのです。
そのためには地震に対する「適切な対策」を施す必要性があります。
地震に強い家づくりをすることは、家族と暮らしを守るためにつながります。
また住宅の被害を最小限に抑え、今までの暮らしに戻る負担を軽減します。
さらに住まいが倒壊や損傷をしないことで、揺れ以外の二次災害を抑えることにもつながるのです。
住宅の建築は賃貸の頃とは違い、建物に対する責任が伴います。
災害に強い家を建てるということは、住む地域の安全性を保つためにも大切だと言えます。
では実際にどのような地震対策があるのかを解説していきましょう。
住宅の地震対策の方法
現在住宅に施されている地震対策は、「耐震」「制振」「免震」と様々な方法があります。
どれも地震に強い家づくりにすることには違いないのですが、特徴が異なります。
その違いを解説していきましょう。
耐震とは
耐震とは建物自体の強度を高め、揺れによる破壊や損傷を防ぐ技術になります。
ひとことで表すと「揺れに耐える」地震対策です。
例えば適切な位置に筋交いを配置するなど、揺れに対抗できる力を持たせます。
比較的コストも抑えられ、日本の多くの建物で採用されている方法です。
しかし建物の揺れが直接建物に伝わってしまうため、大きな揺れによるダメージが蓄積してしまう可能性もあります。
免震とは
免震とは地盤と建物の間に免震装置を取り入れることで、地盤と建物を切り離して絶縁し揺れを直接建物に伝わらないようにする技術。
ひとことで表すと、建物に「揺れを伝わせない」地震対策です。
地盤と建物の間にアイソレータ(振動・騒音の絶音装置)やダンパーを設置することで、地盤と建物を絶縁します。
そのため他の対策よりも、揺れを大きく軽減できる特徴があります。
しかしコスト面で非常に高価である上、台風や津波などの災害に対しては効果が期待できないという側面を持っています。
制震とは
制震とは地震の揺れを制震(制振)装置により抑制する技術。
ひとことで言えば、上手に「揺れを吸収したり逃したりする」地震対策です。
地震の揺れは、とても大きなエネルギーです。
構造が弱い建物であれば、損傷や倒壊などの危険性も高くなります。
制震(制振)装置がある場合、その大きな揺れの力を上手に受け流すことができます。
建物の揺れを抑え損傷や変形が軽減できることで、規模の大きな地震や繰り返しの地震にも強いのです。
制震(制振)装置は耐震工法と組み合わせることで、より大きな力を発揮できます。
優れた性能の家にプラスすることで、コスト面を抑えつつ有効的な地震対策を施すことができます。
このように住まいを地震から守る対策にも、様々な種類があります。
千葉は海に囲まれた風土ということもあり、地震の他に台風や大雨などの災害にも注意が必要です。
地震対策だけではなく、広い視野から住まいを守る方法を考える必要があります。
クレアカーサおすすめの地震対策
「もっと皆さまの大切な家族やお住まいを守りたい!」という考えのもとに、クレアカーサではより「地震に強い家にする!3つの対策」をご用意しています。
ポイント1:住宅を強く、揺れにも対応できる住まいづくり
クレアカーサでは、「耐震性の高い工法に加え、地震に対応した対策を施せる」地震対策として、「耐震工法+制振システム」をご提案しています。
クレアカーサの住宅は、現在の建築基準法で定められている最低限の水準である耐震等級1よりも強い「耐震等級3」で建てられています。
建物自体を強くつくり、あらゆる角度からの揺れにも対応できる世界初ベアリングユニットを搭載した制振油圧ダンパーを設置することにより、地震の揺れを大幅に軽減します。
この対策は地震だけではなく、強い風にも強いというメリットもあります。
この制振システムについて詳しく知りたい方はこちら>>「地震・強風に強い家」
ポイント2:家の基盤である基礎を強く作る
地震に強い家づくりをするためには、住宅の基盤となる「基礎」の強さも重要です。
家の基盤となる「基礎」は、住宅が建てられてからでは確認することは不可能です。
クレアカーサでは、基礎づくりから地震対策を施しています。
上の写真はどちらも、住宅の基礎部分です。
しかし大きな違いがあります。
それは鉄筋から鉄筋までの間隔です。
クレアカーサでは、基礎の鉄筋の間隔を通常の300ミリではなく、150ミリと細かく入れることにより、建物にとって一番大事な基礎を頑丈につくり上げています。
いくら建物に地震対策を施しても、基礎が弱くてはその効果を発揮できません。
安心・安全なお住まいの提供をめざして!見えない部分にも力を入れています。
ポイント3:災害時でも安心!「そなえるでんき」でライフラインをサポート
自然災害の場合「ライフラインの停止」など、様々な部分への影響が考えられます。
クレアカーサでは「そなえるでんき」というシステムを取り入れた「ZEH住宅」をご提案しています。
「そなえるでんき」とは、太陽光発電のみならず、ハイブリット車や発電機などを接続することにより、夜間でも家電等が使用できるシステムです。
「ZEH住宅+そなえるでんき」にすることで、日常から太陽光発電でエネルギーを創り出すことができるほか、災害時でも「予備電源」として使用できることができるのです。
これは停電時に自動的に太陽光発電に切り替わり、更に夜や雨天時は電源がハイブリッド車や発電機に切り替わることにより停電時でもできるだけ普通の生活ができるシステム。クレアカーサではいち早くその取り組みを行い、低予算で実現可能にしています。
詳しくは「災害に強い家」専用ウェブサイトをご覧ください。
もちろん建ててからでも対策は可能ですが、新築の際に取り入れることで、より有効的になります。
家族を守るため、また快適な暮らしを実現するため、プランの中に取り入れることを検討してみましょう。
千葉で暮らす!安心・安全なお住まいを紹介
クレアカーサでお手伝いさせていただいたお客様のお住まいをご紹介します。
あなたの家づくりの参考にしてみてください。
セミオーダー×西海岸スタイル リビングに書斎のある家
外壁は黒のガルバリウム鋼板、室内は開放的な吹き抜けを設け、濃い色あいのドアや床・アイアンなどを採用しながら西海岸風スタイルに仕上がったお住まいです。
リビングから繋がるウッドデッキにはタープを設置。
エクステリアとのトータルデザインで、リゾート地で過ごす休日のような心地良さを演出しています。
リビングの横にはテレワークにも活用できる書斎を配置。
デスク前に室内窓が設置してあり、目を上げるだけで室内を見渡すことができます。
地震・強風に強い制振システムも搭載されていますので、大きな地震に対して安心度の高いお住まいに仕上がりました。
こちらのお住まいをもっと見たい方はこちら>>「セミオーダー×西海岸スタイル リビングに書斎のある」
太陽光発電と床下冷暖房でかしこく暮らす平屋
スクエアの直線的なラインと片流れの斜めラインが調和する平屋スタイル。
横貼りの金属サイディングをベースに、木と塗り壁で仕上げています。
植栽のシルエットを浮かび上がらせ、建物にアクセントをあたえるライティングで夜のたたずまいも美しいY様邸です。
アイランドキッチンを中心に、リビングダイニング・スタディスペースのあるホールを左右に振り分け、空間全体が見渡せるようにレイアウトされています。
平屋住宅は地震によって受ける揺れが比較的小さく、建物への負担が少ないとも言われています。
その大きな理由は、「建物の低さ」と「シンプルな間取り」。
建物の高さが低く、重量が屋根のみで軽量である平屋は、地震に強いだけではなく、風にも強い住まいとして注目されています。
こちらのお住まいをもっと見たい方はこちら>>「太陽光発電と床下冷暖房でかしこく暮らす平屋」
クレアカーサであなたの夢を叶えてみませんか
私たちクレアカーサ(株式会社日立プロパティアンドサービス)は、千葉県茂原市にある建築会社です。一級建築士をはじめ、インテリアコーディネーター、施工管理技士などのプロの有資格者がタッグを組み、たったひとつのあなたの我が家を完成させていくのがクレアカーサの家づくりです。
お客様の個性やライフスタイルに合わせて、プランニングすること。そしてお客様の笑顔のお手伝いをすること。一邸一邸大切に住宅を提供すること。これが当社の家づくりの基本です。あなたの想いをぜひ私たちに聞かせてください。あなたの気持ちに寄り添いながら、夢を現実にするお手伝いをしています。
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クレアカーサ(CREACASA)は、イタリア語で”家 ・ 家族を創り出す”
という意味を示しています。
あなたの想いを私たちに伝えてみませんか。
株式会社日立プロパティアンドサービス クレアカーサ ショールーム&モデルハウス
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監修者情報 クレアカーサコラム編集部
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家づくりに役立つ情報をお届けしています。
・免許情報
・資格情報
・執筆出演
・受賞歴など
住宅業界の専門性について
免許登録
- 建築士事務所登録番号 千葉県知事登録 第1-1907-7917号 公益社団法人 千葉県建築士事務所協会
建設業許可番号 国土交通大臣 許可(特5)第29052号 国土交通省
宅建業免許証番号 国土交通大臣(15)第810号 国土交通省
資格情報
- 一級建築士、二級建築士、一級建築施工管理技士、二級建築施工管理技士、
宅地建物取引主任者、インテリアコーディネーター、2級ファイナンシャル・プランニング技能士他
受賞歴
- ・ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー 優秀賞を2シリーズでダブル受賞
・三協アルミ ワンダーエクステリアデザインコンテスト2019 ブロンズデザイン賞
・ZEHビルダー評価制度で最高ランクの6つ星を取得 等
- 建築士事務所登録番号 千葉県知事登録 第1-1907-7917号 公益社団法人 千葉県建築士事務所協会