おしゃれな外壁にリフォームするための色選びと注意点

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せっかくリフォームするなら、色使いや素材にこだわっておしゃれな外壁にしたいもの。とはいえ、具体的にどうすればおしゃれな外壁になるのか、何かポイントがあるのか、などわからないことがたくさんあると、リフォーム計画を立てるのも億劫に感じてしまいますよね。
そこで今回は、おしゃれな外壁にリフォームするために知っておきたい外壁の選び方と、選ぶ時の注意点についてまとめてご紹介します。リフォームを終えて『失敗した…!』とならないように、事前に対策をたてておきましょう。

 


コラムのポイント
・外壁の色を選ぶ時は、どんな雰囲気にしたいのかを考えた上で素材からこだわって選ぶことが大切です。
・おしゃれな外壁にリフォームするには、色や素材などのバランスをとることが大切です。どんな外壁にしたいのかイメージをしっかりと固めた上で、リフォーム計画を進めていきましょう。


 

 

 

おしゃれな外壁にリフォームしたい!

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外壁をリフォームすることで、家の雰囲気はガラリと変えることができます。せっかくなら、今よりももっとおしゃれな家になるようにリフォームしたいですよね。おしゃれの決め手となるのは外壁の色やデザインですが、どのような外壁リフォームをするのかによって選択肢が変わってきます。

 

外壁リフォームの種類


外壁リフォームは主に3つの種類に分けられます。

① 塗装の塗り替え

現在使用している外壁を、新しい塗装で塗り替えることをいいます。色はもちろんのこと、汚れ防止や高い耐久性、耐水性など様々な性能の中から自宅にあったものを選ぶことができます。

② 外壁材の張り替え

現在使用している外壁を剥がし、新しい外壁材に張り替えることをいいます。外壁材そのものを変えることで、イメージをガラリと変えることができます。

③ 外壁材の重ね張り(カバー工法)

現在使用している外壁の上から、新しい外壁材を貼り付けることをいいます。新しい外壁を貼り付けることでイメージを変えることができますが、曲面のような複雑な形状の場合、施工できない可能性があります。

どの工法を選ぶのかを考えた上で、色や素材などどこにこだわっていくのかを決めていくようにしましょう。

 

 

 

おしゃれな外壁の選び方

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おしゃれな外壁にリフォームする場合、次の3つのポイントをおさえた上で計画を立てていくようにしましょう。

 

色にこだわる

どんな雰囲気の家にしたいのかを考えた上で、使用する色を選ぶようにしましょう。最近では、外壁に使う色は、白やベージュ、モカといった淡い柔らかい色が人気です。メインカラーに淡い色を選び、メリハリをつけるために黒やグレー、ブラウンを選ぶといったやり方もあります。いずれにしろ、色のバランスが取れていないとチグハグな印象になってしまうので、色を決める時はリフォーム業者としっかり相談しながら決めるようにしましょう。

また、汚れが目立ちにくい色を選ぶのも大切です。せっかく綺麗な外壁にリフォームしたのに、数年経った頃にはすっかりと汚れてしまった…という悲劇は避けたいもの。汚れと同化しやすい、クリーム色やグレー、薄い茶色を選ぶと安心です。

 

素材にこだわる

素材によって見え方は大きく変わります。特に面積の広い外壁は、素材にこだわることで一気におしゃれにすることができます。

タイル

粘土を主成分としたものを焼き固めた外壁材。耐久性が高く、高級感のあるデザインにすることができる。張り替えは不要だが浮きや剥がれが起こらないようメンテナンスが必要。

サイディング

工場で生産され品質が安定している板状の外壁材。デザイン性、機能性に優れ簡単に施工することができる。金属系、樹脂系、窯業系など種類が豊富。

モルタル

砂とセメント、水を混ぜ合わせてつくられた外壁材。防火性が高くデザインの自由度が高い。他の素材に比べると汚れやすい。

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それぞれの素材が持つ雰囲気は異なるため、実際にサンプルなどでチェックした上で決めるようにしましょう。

 

デザインにこだわる

リフォームの場合、すでに家のデザインは決まっているため改めてデザインを考えるのは難しい…と感じるかもしれません。しかし、今までは一色だったものをツートーンカラーにする、アクセントとなるように素材を変える、新たな素材を加える、など工夫次第で様々な雰囲気に変えることができます。

どんなイメージに一新したいのか、そのためにはどんな素材を使いたいのか、などを話し合った上でデザインを決めていくと良いでしょう。

 

 

 

外壁選びの注意点

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外壁材を決めていく上で、注意しておきたいポイントがいくつかあります。

 

面積効果に気をつける

同じ色でも、面積が広くなるにつれて彩度が上がり、明度も高くなっているように見える現象を面積効果といいます。
小さな色見本だけで外壁の色を決めてしまうと、面積効果によって実際に壁に塗った時には明るく派手に見えてしまうことがあります。全て塗り終えた後で、『あれ?思っていたのと違う…』と後悔するのだけは避けたいですよね。あらかじめ、サンプルよりも明るくなる、明るめをイメージしておく、と考慮しておくようにしましょう。

 

見本やシミュレーションとの違い

面積効果だけでなく、見本やシミュレーションとは違う仕上がりになることがあります。これは天気の良し悪しや、シミュレーションをしたディスプレイの明るさや色によって見え方が異なるためです。
見本やシミュレーションをするだけでもイメージを掴むことはできますが、できれば実際に太陽の下で色を確認した上で決めていくようにしましょう。

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窓や玄関ドアとのバランス

色やデザイン、窓の形、玄関の色など全てのバランスが取れて初めておしゃれな外観になります。外壁の色だけにこだわるのではなく、窓や玄関ドアとのトータルバランスも考慮しながら選ぶようにしましょう。
外壁に使いたい色と、窓のサッシや玄関ドアに使われている色とが合わない場合、タイルを貼ってメリハリをつけたりツートーンカラーにしたりしてバランスをとることもできます。配色に関しては、プロのアドバイスをもらうと良いでしょう。

 

周りの住宅とのバランス

家そのもののデザインをおしゃれにすることも大切ですが、周りの住宅とのバランスを考えることも大切です。確かに、周りの家とは違う色を選ぶことで目立ちやすくなりますし、道ゆく人の印象に残ることができるでしょう。しかし周りの家とは浮いてしまうと、おしゃれとは逆の印象を周りに与えてしまう危険があります。
同じ街に暮らしている以上、その街のもつ景観や雰囲気に溶け込むような色やデザインを選ぶことも大切です。

 

▶︎外壁リフォームの種類と費用が知りたい|茨城の事例も合わせて紹介

 

 

 

外壁リフォームを失敗しないために…

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外壁をリフォームすることで、性能の高いおしゃれな家に変えることができます。とはいえ、全体のバランスを考えながらおしゃれにするのは意外と難しいもの。また、屋根の工事も外壁の工事にも足場が必要でコストがかかるため、できれば屋根と外壁を同時にリフォームするのがお勧めです。雨樋や玄関ドアもまとめてリフォームすれば、さらにスタイルの完成度がアップします。

屋根の葺き替えと外壁の塗装がセットになったコミコミプランなど、お得なプランがあるのでぜひチェックしてみてくださいね。

外壁・屋根

 

 

 

おしゃれな外壁にリフォームするなら…

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おしゃれな外壁にリフォームするには、色や素材などのバランスをとることが大切です。どんな外壁にしたいのかイメージをしっかりと固めた上で、リフォーム計画を進めていきましょう。

 

私たちRe.Life(リ・ライフ)(株式会社日立プロパティアンドサービス)は、リフォーム・リノベーションをご提供しています。

一級建築士をはじめ、一級建築施工管理技士、インテリアコーディネーター、福祉住環境コーディネーターなどのプロの有資格者がタッグを組み、大切なご自宅を生まれ変わらせるお手伝いをさせていただきます。

リフォームやリノベーションは、今あるものを活かすことができることが最大の魅力です。

お客様の個性やライフスタイルに合わせて、プランニングすること。そしてお客様の笑顔のお手伝いをすること。これが当社のリフォーム・リノベーションの基本です。あなたの想いをぜひ私たちに聞かせてください。あなたの気持ちに寄り添いながら、夢を現実にするお手伝いをいたします。

 

 

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監修者情報(株)日立プロパティアンドサービスリノベーションコラム編集部

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建設業許可番号 国土交通大臣 許可(特‐4)第27062号 国土交通省
宅建業免許証番号 国土交通大臣(13)第2476号 国土交通省
資格情報

一級建築士、二級建築士、一級建築施工管理技士、二級建築施工管理技士、一級土木施工管理技士、一級造園施工管理技士、インテリアコーディネーター、福祉住環境コーディネーター、茨城県住宅耐震リフォームアドバイザー、茨城県木造住宅耐震診断士ほか