【中古戸建て】リノベーションでよくある後悔と対策8選|費用や間取り・デザインなど

リノベーションの後悔と対策

大切な住まいのリノベーション。『使い勝手の良い間取りにしたい!』『もっとおしゃれな設備にしたい!』と工夫を凝らすものの、後悔や失敗につながることも…。せっかくリノベーションするなら、後悔のない理想の住まいにしたいですよね。
そこで今回は、中古戸建て住宅のリノベーションでよくある後悔と対策についてまとめました。費用や間取り、デザインなど後悔のないリノベーションにぜひお役立てください。


コラムのポイント
・費用や間取り、動線、デザインなどリノベーションで多く挙げられる後悔と対策をまとめました。
・今よりも快適な暮らしを実現するリノベーションだからこそ、後悔だけはしたくないもの。後悔事例や失敗談を参考にして、対策を考えた上でリノベーション計画を進めていきましょう。


 

 

リノベーションでよくある後悔と対策8選

リノベーションの後悔と対策

せっかく費用と時間をかけてリノベーションするからには、後悔だけはしたくないもの。ここでは、実際に多く挙がる後悔とその対策を順番にご紹介します。

 

後悔① 予算オーバーしてしまった


あれもしたい、これもしたい、と希望を詰め込んだ結果、当初予定していた予算をオーバーしてしまう…という後悔はよくあります。また、提案してもらった間取りや設備に意見できず、そのまま採用してしまい想定外の費用がかかることも。

対策 優先順位を明確にして業者にも伝えておく

デザインや設備、使用する素材など、どこに優先的に費用をかけたいのかを事前にしっかりと話し合っておきましょう。そして話し合ったことは、業者にも共有しておきましょう。共有することで理想のイメージを元にリノベーション計画が立てられるので、予算オーバーしにくくなります。

▶︎戸建てのリフォームの費用相場は?|場所別ポイントまとめ

 

後悔② 理想を追いすぎて返済額が増えてしまった…


多少予算オーバーしたとしても、納得のいく住まいにリノベーションしたい!といった場合、注意したいのがローンの返済額です。せっかく素敵な住まいに生まれ変わったのに、返済額が増えてしまい日々の暮らしが窮屈に…となると本末転倒です。

対策 リノベーション後のシミュレーションもしっかりと!

リノベーション費用に目が行きがちですが、リノベーション後のランニングコストにもしっかりと目を向けておきましょう。教育費や老後の資金など収支のバランスをしっかり考えておくことで、無理のない工事計画を立てることができます。

 

リノベーションの後悔と対策

 

後悔③ 補強工事にかかる費用が多額に…


築年数が経っている場合、断熱性や遮音性、耐震性など住宅の性能をあげるための補強工事に想定以上の費用がかかる可能性があります。住まいの状態やメンテナンス状況によっては、リノベーションよりも建て替えの方が費用をおさえられる可能性も。

対策 綿密な事前調査を行う

実際に工事を始めるまでわからないこともありますが、多くの場合、事前の調査で補強工事がどの程度必要になるかを調べることができます。これからも安心安全に暮らし続けるためには、どういった内容の補強工事が必要になるのか、事前に確認しておきましょう。

▶︎フルリノベーションで耐震性はどう変わる?耐震補強工事の基礎知識

 

後悔④ 違う間取りにすればよかった…


リノベーションをして間取りを変更したら冷暖房効率が下がってしまった、水回りの場所を変えたら意外と音が響く、など希望していた間取りに変更したものの、実際に暮らし始めると不満になる部分がたくさん出てくる…というのはよくある後悔です。

対策 事前のリサーチをしっかりと行う

工事をして実際に住んでみないとわからない部分が大きいですが、同じようなリノベーション事例をリサーチすることで解決策を講じることができます。

リノベーションの後悔と対策

 

後悔⑤ 収納スペースの使い勝手が悪い…


リノベーションをして、収納スペースもガラリと変わった新居。いざ暮らし始めてみると、もう少し収納スペースを増やしておけばよかった、クローゼットではなくウォークインクローゼットにすればよかった、など思いのほか多く挙がるのが収納に関する後悔です。

対策 持ち物の総量を把握した上で収納スペースを考える

リノベーション計画を立てる前に、持ち物の総量を把握しましょう。その上で、物は増えることを想定して収納スペースをつくっておけば、『収納スペースが足りない…』という後悔は防ぐことができます。また、どこに収納スペースがあれば使いやすいのかもシミュレーションした上で間取りを考えると、家事効率をあげることもできます。

▶︎大変身!リノベーションビフォーアフター3選

 

後悔⑥ 以前使用していた家具や家電が使えなくなってしまった…


リノベーション後も使おうと思っていた家具や家電。実際に配置してみると、サイズが合わなくなってしまった、テイストが変わってしまった…というのがよくあるケースです。また、内装がガラリと変わったことで、コンセントの位置が遠くなってしまい使い勝手が悪くなってしまった…という声も。

対策 配置を検討した上で間取り計画を立てる

現在使用している家具や家電を使う場合、造作家具ほど新しい間取りに合わせることができません。家具や家電のサイズに合わせて間取りを考え、内装を決めていきましょう。特にコンセントの位置は後回しにされがちなので、早めに位置を決めておけば忘れられることもありません。

リノベーションの後悔と対策

 

後悔⑦ デザイン性を重視してしまい動線が悪かった…


せっかくリノベーションするなら、おしゃれでデザイン性の高い内装に仕上げたいもの。しかしデザイン性ばかりを重視してしまうと、行き来しにくかったりスムーズに家事ができなかったりといった実際に住み始めてからこそわかる問題が生じやすくなります。

対策 事前に暮らしのシミュレーションを

デザイン性も大切ですが、暮らしやすさも大切です。生活動線や家事動線など、新居での暮らしをしっかりとシミュレーションした上でリノベーション計画を立て、デザイン性とのバランスをとっていきましょう。

▶︎【戸建て】リノベーションのメリットデメリット|新しい暮らしを実現する計画の立て方

 

後悔⑧ 意思疎通がうまくいかず、不満が残る仕上がりに…


リノベーションのゴール像を担当者としっかり話し合い共有できていなかったため、納得のいく仕上がりにならなかった、想像していたのと違う仕上がりになってしまった、というのも多い後悔事例です。

対策 納得できるまでコミュニケーションを

イメージしている完成像を共有するのは、意外と難しいもの。『こうしたい!』という理想や使用したい設備、デザインがある場合はしっかりと納得できるまで伝えることが大切です。そういったコミュニケーションを大切にしてくれる業者なら、後悔のないリノベーションができるでしょう。

▶︎リノベーションでよくある5つの後悔事例と対策|中古戸建て編

 

 

 

後悔のないリノベーションをするために…

リノベーションの後悔と対策

今よりも快適な暮らしを実現するリノベーション。『後悔した…』ということのないように、後悔事例や失敗談を参考にして、対策を考えた上でリノベーション計画を進めていきましょう。

 

私たちRe.Life(リ・ライフ)(株式会社日立リアルエステートパートナーズ)は、リフォーム・リノベーションをご提供しています。

一級建築士をはじめ、一級建築施工管理技士、インテリアコーディネーター、福祉住環境コーディネーターなどのプロの有資格者がタッグを組み、大切なご自宅を生まれ変わらせるお手伝いをさせていただきます。

リフォームやリノベーションは、今あるものを活かすことができることが最大の魅力です。お客様の個性やライフスタイルに合わせて、プランニングすること。そしてお客様の笑顔のお手伝いをすること。これが当社のリフォーム・リノベーションの基本です。あなたの想いをぜひ私たちに聞かせてください。あなたの気持ちに寄り添いながら、夢を現実にするお手伝いをいたします。

 

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監修者情報(株)日立プロパティアンドサービスリノベーションコラム編集部

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建設業許可番号 国土交通大臣 許可(特‐4)第27062号 国土交通省
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資格情報

一級建築士、二級建築士、一級建築施工管理技士、二級建築施工管理技士、一級土木施工管理技士、一級造園施工管理技士、インテリアコーディネーター、福祉住環境コーディネーター、茨城県住宅耐震リフォームアドバイザー、茨城県木造住宅耐震診断士ほか